エピローグ
綺羅
GM:誰から行こうかなー。じゃあ・・・綺羅。
綺羅PL:はい。
珠河:『よく戻ったな。ぶひひん。』
綺羅:それはやめてー。(笑)
珠河:『で、神宮家の秘密ってのはどうだった?』
綺羅:『うーん・・・大したことなかったですよ。』
珠河:『そうか。』
綺羅:『はい!殿がご存知になるほどのことはまったくないような代物でした。』
珠河:『そいつは、無駄足させたな。』
綺羅:『殿が預けてくださったこの人形と紫電のおかげで僕も命拾いしましたし。』
珠河:『そうか、では疲れただろう。休んでくれ。』
綺羅:『いえ、あの改めてお願いがあるんですけど。しばらく留守にして良いですか?』
珠河:『どうした?』
綺羅:『ちょっと、旅の最中に気になる人が・・・5人くらいできちゃったんで。』
珠河:『ずいぶん多いな。そうか・・・まあ好きにするといい。』
綺羅:『それと、この紫電なんですけどおいていったほうが良いですよね。お家の宝だし。』
GM:そうなの?
真音PL:でもほかの人が使えるかどうか。
綺羅PL:ふさわしくない人が持っても抜けないです。
珠河:『いや、それはお前以外が持っても仕方がないものだ。持っていけ、そして必ず返しに戻れ。』
綺羅:『御意です。』
真音
GM:どうする?
真音:返って戸口に立っていよう。
GM:後ろから何か落とす音が。そこには使用人が。
女:『真音様。いつ戻られたのですか!?』
真音:『たった今。』
女:『お怪我などは・・・?』
真音:『ないよ。』
女:『早く慎太郎様にお伝えしなければ。あの日以来、慎太郎様は毎日お百度参りを。』
天理PL:慎太郎〜〜!!
GM:では神社。そこにはお百度参り、本日87回目の慎太郎が・・・スローモーションで3回振り返って。
慎太郎:『真音!!真音ー!』といって白い装束を着たまま駆け寄る。
真音:では、それを見てゲラゲラ笑いながら(笑)。や、まじめな顔で『ただいま』
GM:慎太郎がきつく抱きしめてくる。
真音:抱きしめ返しながら『慎太郎さん・・・あの、いや、なんでもないです。とにかく無事に戻って
きたから、櫛も取り返してきたから。』
慎太郎:『うんうん・・・(涙)。早く帰ってご飯を一緒に食べよう。あと一緒にお風呂にも入ろう。』
真音:『や、それは・・・あたしいくつだと思ってるの?・・・しょうがないなあ、今度だけだよ。』
真音PL:ハハハハハ(大笑)嘘だよ!嘘だよーーー!!
GM:では夕方家へ帰っていく後姿で、次のシーン
天理
GM:天理は、テンブの家へ送っていって、家族が感動の再会をしたところで後ろに殺気を感じます。
そこには父・和彦が。
天理:『お父さん?』
クロードPL:『誰が銃槍を勝手に持ち出していいと言った!』
GM:それだ。
天理:(上目遣いで申し訳なさそう。)
和彦:『だいたいお前がいなかったら・・・店が大変だろう。お前でもいないと困るんだ。早く帰るぞ。』
GM:というなかに、親子愛を垣間見せながら終了・・かな。
クロード
テンブ:『どうしても行くのか?』
クロード:ブーツのつま先をとんとんとしながら『なにせ、僕にやっつけられるのをっまっている悪人が
世の中にはまだいっぱいいるからね。』
テンブ:肩に手をやって『立派な男になったな、クロード』
クロード:『やめなよ、パーフェクトなあんたにはまだまだかなわないよ。』
テンブ:『ふ・・・ちげえねえ(笑)』
クロード:『さすが、パパが唯一認めたアウトローだ。』
テンブ:『まあ、そのうちまたあえるだろうサ。まあ気をつけてな、俺は二回遭難した。』
クロード:『あんたみたいな方向音痴じゃないよ。(笑)』
テンブ:『まああの時はイカダだったがね。』
綺羅PL:天羅−テラ間はイカダで渡れるんだ。(笑)
天理PL:気合があれば・・・。
クロード:『僕の目の前の道は光に満ちている。そして僕の後ろには常に神がいる。』
テンブ:『お前によく似たことをいったやつを知ってるよ。お前とはまた会えそうだな。』
クロード:『またくるよ、今度こそあんたを超えに!』
冬
GM:あなたの中の冬が語りかけてくる。
:『あなたは私の記憶を追って・・どうするというの?』
冬:『私は私になりたい。そう思って旅を続けている。』
:『だったらあの時、私を切り捨てていればあなたはあなたになれた。』
冬:『それじゃあ意味がない。私はあなたであなたは私、あなたになれなければ私にもなれない。
もう少しだけ我慢して・・・交わってしまった道のように一緒に歩んでいくしかないんだから。』
:『たぶん・・・長い旅になるわよ。』
冬:『行きましょう。いつか私達が、私になるために。』
:『私達は私達として・・・死に場所を探しに行きましょうか。』
冬:『呪われしわが身なれど、道はどこまでも続いていく。次は・・・南に行きましょうか。』
――――CROSS ROAD Mobius fin
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