第2部アリスボルテクス編
  
  第3回 池袋:ディボウトソウル
  

  パーティの貢献ポイント 
  荒廃黒利:30    トコシエ:−50

  取得マガタマ:カムド・マロガレ・ワダツミ

  PCの状態
  山口 順一 LV21
  武器 :猟銃(威力8・2体同時攻撃可)
  スキル: 忘却…鋭い勘 蛇の道は蛇
        習得…一分の魔脈(MP倍率が変化) アイテム習熟(アイテム使用時+1d10)
  
  五代 七子 LV21
  スキル: 忘却…宝探し
        習得…反撃(50%で物理攻撃に対し反撃))

  黄金井 社 LV21
  スキル: 忘却…ドルミナー
        習得…一分の魔脈

  嵐谷 乃歩絵 LV20
  スキル: 忘却…スカウト
        習得…おねだり(会話によって悪魔からアイテムを得る)

  林 直政  LV21
  スキル: 忘却…タルカジャ
        習得…一分の活泉(HP倍率が変化)

  陵 宇宙  LV21
  武器 :サブマシンガン(威力12・全体攻撃可)
  スキル:忘却…鋭い勘 スカウト
       習得…クイック&デッド(威力+25 全体攻撃)
            口説き落とし(キラータイプ:男→女 NGタイプ:男→男)



  同行NPC 新見たま・杏里真遊・ジャックフロスト・ハイピクシー


  嵐谷PL、欠席で迎える第三回。その抜けた穴の大きさを一同すぐに気がつかされる。
 トールの噂を聞いて、池袋へ向かう“ロングソード”。ターミナルを抜けた先は池袋駅の地下構内。
 手近な出口から外へ出ようとすると上空から巨大鳥来襲。危うくなんを逃れるも、「地上は危険だ」
 と地下を通ってサンシャイン方面へ抜けることにする。
  しかし、そこへ不確定名:羽の生えた変態(男)と羽の生えたなんか偉そう(男)の2体が出現。しかし
 唯一アナライズを持っている嵐谷欠席のため、敵がなんだかわからない!会話もダイス目に見放され
 うまくいかず、仕方がないので殴り倒して進む。
  さらに進むとそこには魔人化した雷玖透が立っていた。
 「人間が暴れているというから来てみたら・・・お前らなにやってんだ?学校かアレスタの偵察か、陽動か?」
 という問いに「放浪してる。」とか「買い物に。」とか答える一行。確かに今回買い物ができるって情報はPLに
 流したけど、買い物に来たんじゃないだろう。
  
  それはそうとついてくるよう促す雷玖。出口からすぐの建物へ移動し会議室のような部屋へ。そこで
 ・池袋は、マスラという軍団が支配している。
 ・マスラの首領は人間で軽木雅信という政治家崩れのチンピラ。
 ・マスラの思想は弱肉強食こそ世界の根源であり力による世界を作ろうとしている。
 ・サンシャインビルの地下には人間が捕まっており、あまりここには書きたくないようなおぞましい方法
 でマガツヒを搾取されている。


  ということを語る。マスラに入るか否か返答を求められるが、あーだこうだと決まらず一日の期限と食料として
 乾パンをもらう。
 以下その内容
 「そろそろどこかに従うなり、自分でコトワリ作るなりしないとなぁ。」
 「従うったってまだ2〜3見ただけだし…。」
 「自分内順位ができてきただけという段階で…。」
 「学校よりここはましな気がするけど。」
 「食事は学校の方がましだったぞ。」
 「食事だよなぁ。食料の安定供給は大きいと思う。」
 「この世界って消費するばっかりだろ?」
 ・・・・・
 「農業やるべ!」
 
 ・・・農業かよ。まあそれにしても現状の世界にこだわっても新しい世界をいつ作られるかわからないという
 不安定さもあり、いまいち意見はきまらず。そこにこっそりドアの外に張り付いて聞いていた雷玖が入ってくる。
 雷玖「つまりマスラに入る気はないってことな?」
 林「入らなかったら殺されたりする?」
 雷玖「いや、俺も力による支配なんてばかげてると思うよ。ついて来い。人間がまだ生き残ってるところがある。」

  そうして池袋の地下にある人間の町へと案内される。どうやら雷玖は新宿で気がつき、この世界で生き残るため
 魔人化した。池袋にたどりつきマスラの存在を知るが人間に対する扱いのひどさを見て、自らマスラに入り得た情報
 を人間に漏えいしつつ、生き残った人間をこの地下街へかくまっていたのだ。
  地下には100人ほどの人間がいた。そしてあの、アフロ松田こと松田重蔵もいると言う。邪教の館・回復施設の
 ほかに待ち望んだ武器防具道具屋がある。その店主であるマネカタにねだられ彼の仮面に彫ってある数字「V」
 から惨號と名付けてやった。どっかで聞いた名前だね。気を良くしたマネカタ・惨號からドラゴンブーツを貰い、さらに
 喜び勇んでお買い物。立派な公務員を目指し、ニューナンブが宝物の惨號が閉店時間と客商売のはざまで悩む中、
 腐りつつある円を使い切るほど買い込んだ。

  そしてアフロ松田のところへ。「おお、おまえらか。よく生きとったのぅ。真遊、お前も・・・。」
 どうやら杏里と知り合いのような松田。それに対し杏里は「気安く呼ばないで、あなたを許す気はないから。」と言
 ってどこかへ去ってしまう。
  林がズバッと何があったのか聞くと、杏里真遊の母・杏里とらは悪魔でありそれを匿ったことをきっかけに松田と
 とらは結ばれ真遊が生まれた。つまり杏里真遊は松田の娘と言うことになる。松田の研究にとらは協力的であった
 が、ある時急死する。それを松田のせいだと思った真遊は15のときに家を出たのだそうだ。
  「火サスー。」と叫ぶ五代。どっちかって言うと昼ドラ。
 今夜はここに泊まることになる。雷玖は一旦マスラ本営へ戻る事にするがその時、林にマガタマを手渡した。
 「この池袋にいる間はこれを入れておけ。」
 手渡されたのは電撃に耐性のあるマガタマ・ナルカミだった。

  次の日、雷玖が再び現れる。
 「頼みがある。これからマスラは奥多摩・・・アレスタと学校へ人間狩りに向かう。先に行って逃げるように伝えてくれ。
 それか新宿・・・そこには預言者がいるらしい。軽木はそいつを狙っているんだ、そいつを確保してくれ。好きなほうを
 選んでいいぞ。」
 「残った方はそっちがいくと?」
 「おれは東京タワーに行かないといけないから行けないが、俺の仲間に行ってもらう。」
  新宿の預言者に興味を持ちつつも、恩を受けた荒廃たちは放っておけない、むしろ恩を売っておこうと昭島へ。
 だが、今池袋駅構内は昨日の騒ぎのせいで厳戒態勢にあるという。別ルートからサブターミナルを通って池袋ターミ
 ナルへ飛んでから昭島を目指すことになった。
  しかしこの別ルートなぜか爆発系の罠ばかり。そして敵。不確定名:シャーマンキングの葉君のお父さんをアナライ
 ズ出来ないながらもその必殺の拳『木っ端微塵拳(言ってみただけ)』を粉砕し、交渉成立させて悪魔カードを貰うこと
 に成功。しかし最大の罠はこの先にあった。突如現れた、温かい光の柱。警戒もなく抱きつく五代らメンバー。それは
 たしかに回復施設だがただとは言ってない。そもそも1部第3話でも金は取られていたはずだ。それを失念していた
 “ロングソード”を買い物直後の経済危機が襲う。ほとんどが無事回復できたものの、山口だけが残金不足に陥る。
 仕方なくバッドステータスCLOSEを残すことにしたがこれが後々響いてくるとはこのとき知るよしもなかった。

  サブターミナルが見えてきたところで、前方を3体のオニに塞がれる。そして後ろにはもう1体と雷玖。
 「悪いが軽木さんの命令だ。林・・・覚悟と準備はいいか?」
 暗に俺の得意属性は電撃だからナルカミに換えろと促す雷玖。しかし明らかに物理攻撃の得意な筋骨隆々のオニを
 見てカムドのままで戦闘に臨む林。その上ナルカミを渡したことを罠扱い。
  ナルカミに付け替えたものと思い込んで電撃を叩き込む雷玖。反撃を含めクリティカル連発で本気で殺しにかかる
 勢いの林。銃(弓)技能:クイックアンドデッドで奮戦する陵。全体攻撃でBIND中のオニを一掃しにかかる五代。いつも
 のようにジオンガと回復に忙しい黄金井。思い出したように後半ラクンダや雄叫びで能力低下を図るオニ達。唯一デク
 ンダがつかえるのにCLOSE状態の山口。それを見守るNPC達。戦いはまさに壮絶を極めた。
  雷玖とオニが一体になった時点で突如雷玖がオニに対してジオンガを放つ。驚く“ロングソード”。
 「本気でやるんだもんなぁ…。早く行けよ、まだ追っ手がくる。…こいつらはちゃんと始末しておかないと、スパイがばれ
 るな。」と言う雷玖に「始末するなら最初からやれよ」と突っ込む林。4体もいたら一体くらい逃げられるかもしれないから
 と後々おもったGM。そういうことにしといてよ。

  「雷玖とはもう二度と会わない気がする。」という五代の不吉な言葉を残して、一行は昭島の荒廃黒利のもとへと向か
 った。


















  




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