第一幕
夏福はあざなえる縄のごとく 〜WEAVING A STORY〜
―それはまったく面白みがないということにさえ目をつぶれば、本当に傑作だな。
冬
GM:そんなわけで、男の足取りをたどりながらあなたは町に着いた。耶和都のなかの町。
時刻は・・・えー、夕方。どうする?
冬 :とりあえず宿を探しましょう。
GM:うん。そうだろうと思った。宿は・・・まあお金もあんまりないんですが、あなたが宿を
見つけて入ると、たまたま旅芸人一座が入っていっぱいになるとこでした。そうするとその
中の一人が・・・
旅芸人:『あれ?あんたたしか・・・えと・・・』と仲間と相談しだす。
旅芸人:『そうだ。燐火の舞姫って、小さな子供がこの世のものとは思えない美しい舞を踊るって聞い
たことがある。』
一同:ヨーダのように?
:うわ!イメージできた。(違)
旅芸人:『あんたすごいんだってねぇ。小さいのに一人で旅をして・・・。』
冬 :『そんな大仰な名前で呼ばれているとは知りませんでした。』
旅芸人:『あんた宿は・・・?』
冬 :『ここはもういっぱいみたいなので・・・。』
旅芸人:『そうだ。もしよければ一緒に泊まらないか?いろんな話も聞きたいしな。』
冬 :『でも・・・悪いですし。』
旅芸人:『いいからいいから。』といって半ば強引に引っ張っていかれる。
・・・そして食事
旅芸人:『あんたこれからどこへ行くんだい?』
冬 :『流れ流れて旅の身なので・・・ああ、ひとつお聞きしたいことが。
これこれこういう、非常に目立つかっこの男を知りませんでしょうか?』
旅芸人:『これこれこういう、非常に目立つかっこの男?いや、知らないなあ。知り合いかい?』
冬 :『会ってみたい人・・・ですかね、よく知らないんですが。』
旅芸人:『そうだ、あんた親御さんは・・・?』
冬 :『漂泊の身ですから・・・。』
旅芸人:『ああ・・・悪いことを聞いちまったかね。』
GM:といったところで場を切ります。
天理
GM:さっきの続きです。テンリはえーっと・・・。
テンリ:『お父さんがまたどこかに行っちゃうよ・・・。そんなの・・・そんなのいやだよ!』
と走り出す。
天理『大丈夫だよ、テンリ姉様!』といって索敵式起動。
テンリ:『天理ちゃんは帰ってて!私はお父さんを取り返さなきゃ!!』
天理:『だ、だめだよ。あたしだって一緒に、い・・・行くから。』
GM:では二人とも阪神の赤星選手ばりのダッシュで追跡です。
一同:早えぇ!
天理:『もしはぐれたら、私の家で落ち合いましょう。』っといったからには当然はぐれるわけです。
はい、はぐれた。
GM:では、式がさっきの悪いやつらの一人を見つけました。テンブはいません。
天理:『でもあいつを捕らえれば・・・。』
GM:元中日の落合選手くらいの速さで走ってますね。
一同:遅っ・・。
:わかんないよぅ。
GM:言ったら敏捷・・・2くらいかな。ただアクションだけは神宮家エージェントっぽいけど。
シュタ!シュタ!っとね。
天理:『そこの野党!止まりなさい。とまれぇ!』といって(銃槍を)撃つ。
クロードPL:ライフルだぞ・・・。
GM:(ダイスふって)かわしたよ。
天理:こっち振ってないのにどうやって!?
GM:いや、3つも成功したらいいかなって。遅い人だし。
クロードPL:・・・敏捷2で3つ成功ってのがそもそもおかしいじゃねえか。(ぼそっ)
冬PL :気合、キアイー。(フォロー)
GM:まあ、そんなこんなで(←ごまかした)追いつきましたよー。
天理:『あんたたち何者!?』
男 :袖口からナイフを出して、攻撃!成功数は・・・1。
天理:それは避けられるだろう(笑)。4個成功。
GM:男はじたばたしてるよ。どうする?
天理:『テンブおじさまをどこへやったの?どうして・・・身代金?』
男 :『そいつはいえないな。』といって懐から牛乳を出して飲む。
天理:え・・?(笑)
男 :ぷー!と吐き出す
天理:『きたないっ!』
冬PL :そも、飲ませる間を与えないでください。
GM:男は体制を崩しながら、何かを落として逃げる。
天理:『まて!』っといいながらこける。
GM:じゃあ牛乳ビンが転がってきてこけたということで。
天理:牛乳ビンかよ。(苦笑)
GM:ということで男は何かを落としていきました。牛乳ビンではなく。
天理:起き上がったところで、それを見つけて・・・。
GM:知力・事情通で判定を。
天理:わかんないや。
GM:うーん。何かナンバーが書いてあるって事しかわからない。090の云々・・。
天理:『と・・とにかく手がかりにはなるはず。テンリ姉さまと合流しなきゃ。』
クロード
GM :では、あの男は天羅に渡ったと風の噂に聞いて、あなたは天羅に来ました。途中黒潮に
あったり赤潮にあったり。
一同 :赤潮は・・・。(笑)
:(アザラシの)タマちゃんに会ったり?
GM :まあタマちゃんにも会いました。あと・・凪の日もあった。凪の日もあった。そして
凪の日もあった!
クロード:まあ、凪だろうとなんだろうと俺の雇っている悪魔は進むんだけどね。
GM :そして今、君の前には普通の家が建っています。ちょい町外れですが・・・
では知力・事情通で判定を。
クロード:3個。
GM :では・・表札が二つかかってまして。一つは懐かしい字で『Fulbright』(フルブライト)と。
もうひとつには『禅明寺』とかかれていますね。
クロード:『ここだ・・・。』
GM :そうすると後ろから声が『何か御用ですか?』っと。
クロード:では腰に手を当てて振り返って、『テンブさんに会いに来た』
GM :そこには40歳くらいの女性・・・穂香さんがいます。
穂香 :『えと・・・失礼ですけど、テラの方ですか?』
クロード:『南の大陸から来ました。』
穂香 :『それは遠いところからよくいらっしゃいました。まあ、あがってお茶でもどうぞ。』
クロード:えっと、靴のまま上がろうとする。
穂香 :それは止めよう。『飛行機と天羅の家は靴を脱いで上がるものなんですよ。』
クロード:『はい。・・飛行機ぃ??』(注:ありません。)
穂香 :『それにしても・・・あなたおいくつ?』
クロード:『14です。』
穂香 :『あら、それは・・・よくあんな遠いところから。』
クロード:『まあ大したことなかったですけど。』
穂香 :『こーひーはないんだけど、お茶でいいかしら?』
クロード:『粗茶ですけど。』
一同 :ひどいよ。チカゲ並みに。(笑)
(注:チカゲはテンブの妹キャラ。「おめでたですね。」(=おめでとう)「下世話になってます」
(=おせわに〜)等の文句をのこした。)
穂香 :『主人は今、娘と出かけているところなんですよ。ごめんなさいね。』
クロード:『おお!テンブさんの奥さんですか?』
穂香 :『ええ、20年ほど前から妻をやっております。』(実際一緒に暮らしているのはここ
4年だけど・・・。)
クロード:『そのテンブさんに5年ほど前、命を助けていただきまして。』
穂香 :『あらあら、それはまあ。』
クロード:『このたびは、そのときのお礼にぜひ見返してやろうとまかりこしました。』
一同 :またおかしいことを。(笑)
穂香 :『主人はもうすぐ帰ってくると思うから、もう少しまってね。ああ、あなた泊まるところは?』
クロード:『ないです。』(きっぱり)
穂香 :『じゃあうちに泊まっていくといいわね。主人も喜ぶだろうし、見返すチャンスも増える
でしょう(にっこり)。・・・あなた、本当にきれいな目をしているわね。』
クロード:『父譲りです。』
穂香 :『へえ〜。でも、うちのテンリも・・・私の娘も負けないくらいまっすぐだけどね。』
真音
GM :あなたはこの数年間でずいぶん強くなりました。父・慎太郎はあれ以来、剣を教えて
はくれませんでしたが、知り合いの元でひそかに剣の腕を磨き極めようとしていました。
それが鬼念流。そしてあなたはついに決意をします。あの女の元へ行き、櫛を取り戻し、
親友の仇を討つと。呼吸を整え、父の剣を手にします。そして置手紙を。感覚・観察を。
真音 :だめだ。気合を使います。1個成功に。
GM :では後ろから何かに襲われることに気がつく。
真音 :振り向く。
GM :『4個成功で斬りかかる。』
真音 :心力、白兵で・・・。鬼念流で、8成功。
GM :つき返す?
真音 :いや、受けるだけで。
GM :ではそれは慎太郎でした。
慎太郎:『強くなったな・・・真音。お前は昔からきかない子だった。私が剣を続けることに反対しても、
やめなかっただろう。私にできるのは、剣を教えるのをやめることだけだった。』
真音 :素直に頭を下げて『ごめんなさい。』
慎太郎:『お前が考えていることくらいわかる・・・。春華殿の仇を討ち、あの櫛を取り返すつもり
なんだろう?』
クロードPL:私を殺してから行け!
GM :言わない!チット返せ!!(笑)
慎太郎:『ひとつだけ、約束してくれないか?必ず戻って来い・・・この父のもとへ。』
真音 :ぎゅっと慎太郎に抱きついて『私は慎太郎さんの娘です。必ず帰ります。』
・・・真音退場、残される慎太郎
慎太郎:『緋音、なぜだろうな・・・あの娘はお前にそっくりだ。本当に強い娘だ、強すぎるくらいに。』
といって膝をつく。そして涙。
『それに比べて、私は・・・あの時と同じだ。愛するものを未だに守れない。』
・・・何かが聞こえたかのように、顔を上げる慎太郎。
『・・そうだな、あの子は必ず帰ってくる。きっと。』
綺羅
GM:あなたは神宮家に潜入するということでね『がさ。ドグ!う!どさ。』ということでね、
無事新入りさんと入れ替わったあなた。観察・感覚で
綺羅:2成功。
GM:では身分証などから基本的な情報はわかります。そうすると、巫女服の受付が。
綺羅:その手の趣味の人にはいい職場だよなぁ。『あの、私呼ばれてまいったものなんです
けども・・・。』
受付:『お名前をよろしいですか?』
GM:名前は・・・京 出社ですね。
綺羅:『京と申します。』
受付:『ああ、本日からこちらに配属の方ですね?少々お待ちくださいませ。』
GM:すぐにちょっとゴージャスな神官服に身を包んだ偉そうな人が。
男 :『えーと、京 出社くんだったかな?それでは仕事の説明などするので場所を移そう。』
といって部屋に案内されます。
男 :『さて、君は出身はどこだったかな?』
GM:この辺はアドリブで答えてください。わからないので
綺羅:『え。やだなあ、もう。ご存知のはずじゃないですかぁ。』
男 :『確か・・・私と同郷だったかな。』
綺羅:『ですよねー。』
男 :『しかしあれだな、青海というところはよい土地だな。』
綺羅:『お帰りになれないんですか?』
男 :『忙しくてね。』
綺羅:『いそがしいんですか。それは・・・。僕、仕事のこととか新入りなんでよくわからない
んですけど。』
男 :『その辺はだんだん教えていくから。ちゃんと慣れた人をつけて。』・・・なんかリアルな
話になってきたなぁ。(苦笑)
綺羅:『あの・・・すみません、お手洗いどちらになりますか?』
男 :『うむ。案内しよう。この階にはなくてね。』部屋を出る。
綺羅:・・・はぐれちゃったー。っと。
GM:はぐれないぞー。っと、進んでいくと、がしゃーん。っというわけで閉じ込められます。
綺羅:え?しょんぼりだ・・・。
男 :『間抜けな隠密だな。私は青海はいいところだとは言ったが、故郷だとは一言も言っていない。
私はえどの生まれでね。』
綺羅:『素人なんですよぅ・・・。』
冬PL:天羅のえど生まれは半端じゃないですよ。やばいところです。
一同:捕まっちゃったね・・・。
冬
GM:宿で寝ていますと、君は久しぶりに夢を見ました。それは君がまだ旅に出て間もないころ、
一ところでご厄介になったことがありました。3人家族でね。食事などしてます。
奥さん:『冬ちゃんはどこの生まれだったかしらね。』
冬 :『私は・・・』といってうつむきます。
奥さん:(気まずそうに)『ま・・まあいいわ。これからはここの生まれだって答えてもいいしね。』
冬 :『戸惑った顔をして顔を上げます。』
GM:『そうすると君と同じくらいの子供が気遣うように袖を引っ張る。』
主人:『そうだ。冬は家族なんだから、隠し事は・・・しても良いけど遠慮はなしだぞ。』
冬 :『ごめん・・なさい。』
主人:『謝るこたぁねんだ。例えば、母ちゃんにプロポーズした場所とかな。』
クロードPL:・・どこなんですか?
主人:『確かなんかの名所で・・・とうじんぼうとか言ったかな。』
一同:それわ・・・。
奥さん:『一緒になってくれって言われたんだけどねぇ、一瞬怖かったわよ。』
冬 :もう出て行こうかと思ったんですが・・・というような気持ちでいたんですが。
GM:そんなことはさせないぞ。というオーラを感じる。
冬 :『私がいるときっと迷惑に・・・。』
主人:『迷惑なんかあるもんか。なぁに、冬ちゃん・・いや、冬一人増えても養えるくらいの稼ぎ
はこれでもあるんだぜ。』
冬 :『涙を流しながら微笑みます。・・・それの表情が最善だと思って。』
GM:うあー。冬めぇ。。(四方八方からチットが飛ぶ。)
・・・
GM:さて、あなたが寝ていると物音がします。目を覚ますと隣で寝ている親父さんとおふくろさん
の首の角度がおかしいかな。あと、ちょっと体とはなれてるし。
冬 :何の感慨もない虫みたいな目を向ける。
GM:感覚・観察
冬 :2個成功
GM:では男が片膝をついて、暗闇の中にいます。
冬 :『あなたは誰?』
男 :『貴様をもらいに来た。』
冬 :『私は物じゃない。』
男 :『物だよ。たかが蟲風情が。』
冬 :『違うわ・・・私は何者でもない。』
男 :斬りかかる。『腕の二・三本(?)いいだろう』
冬 :体でうける。・・・腕の二・三本ていいましたね?じゃあ腕が飛ぶ。『それがあなたの
したいことなの?』
男 :『別に貴様をダルマにして持って行ったっていいんだぜ。』
冬 :『ひとつだけ聞かせて。何でこの人たちを殺したの?』
男 :『騒がれても面倒だろう?』
冬 :『かわいそうな人。』
男 :『別に貴様の家族じゃぁねぇんだろう?だったら気に病むこともない。もっとも、蟲に
そんな感情もなかろうがな。』
冬 :『死は尊いもの。それを私の目の前で犯したものには・・・死よりも恐ろしい目にあ
わせる。』
GM:ぎゃあー。っということで恐ろしい目にあいましょう。どうなるの?
冬 :『じゃあダルマに。』
GM:じゃあその上、口のあたりから結んだ縄で梁から吊るされる。
冬 :『これでわかったでしょう?こういうことができるのが不死になるということ。』
GM:などといっていると、後ろからカタッと物音がします。少しあいたふすまから、さっきの
子供があなたをものすごい形相で見ています。そしてこういう。
一同:やってもーたぁ〜。
子供:『化け物!』 ・・・そこで目が覚めます。
・・・
GM:さっきの旅芸人たちはまだ寝ています。
冬 :むくりと起き上がって、首の角度は大丈夫ですか?
GM:一人寝違えてるけど、大丈夫みたいだよ。
冬 :『今のは夢・・でも限りなく現実になる夢。』とつぶやいて、物音一つ立てず出て行きます。
クロード・天理
GM :テンブの家にクロードがいます。そこに天理が帰って来ます。
天理 :『(ガラッ)テンリ姉さま!』
穂香 :『あら、天理ちゃんじゃないの。どうしたの?』
天理 :『姉さまは!?』
穂香 :『テンリはお父さんと出かけてるのよ。もうそろそろかえってくると思うんだけど。』
天理 :『う・・・テンブ・・・さんはね』って言ってから・・・寝る。あ!寝ない寝ない。
泣く!(笑)
一同(爆笑):ゴミチット投げてやる!(ポッキーの開け口のゴミを投げる)
天理 :いらない〜!
穂香 :『何があったかわからないけど、上がって。』
クロード:『何があったかわからないけど。大丈夫です。』
一同 :なにがだよ。
クロード:『あの人は殺したって死ぬような人じゃない。』
GM :(まだ何も言ってないのになぁ。)
天理 :『テンブさんが連れて行かれちゃったの!』
クロード:靴を履いて外へでようとする。
穂香 :『クロード君、どこに行くの?』
クロード:『探してきます。』
穂香 :『もう夜遅いわよ・・・。家に居なさい。
』
GM :っと、そこにテンリがものすごい勢いでかえってくる『ばか!!』(といってクロード
にパンチ)
クロード:『ぐあ!』
一同 :なにがバカなんだよ(笑)
テンリ:『お母さん!お父さんが・・・お父さんが!!』といって泣きつく。
GM :ではテンリが事情を説明しよう。
クロード:それは事情を聞いてから出ろってことなのか?(苦笑)」
穂香 :Σ( ̄□ ̄B)
天理 :『追いついたんだけど・・・牛乳吹かれて(笑)。これ、手がかりになるかわかんない
けど・・・。
テンリ:『これは、神宮家の・・・。』といって握り締める。
天理 :『それでわかる?それで・・。』
テンリ:(うなづく)
穂香 :『あの人の事だから、すぐ帰ってくるわ。テラからだって帰ってきたんだから。テンリも
天理ちゃんも上がって、今日は天理ちゃん泊まっていきなさい。』
天理 :『でも、すぐに探しに行かないと・・・。』
穂香 :『ほらほら、そんなに心配しないの。あの人は・・・必ず帰ってくるから。』
真音PL:穂香さん萌え〜。
GM :ということでクロード君も探しに行くことができません。
クロード:でも庭に出ます。庭に出てクイックドローとクイックロードの練習を一晩。
GM :では天理、観察・感覚。
天理 :6個成功ー。
GM :すごいな。では気丈に振舞っていた穂香でしたが夜、人目を避けて泣いていることに気がつき
ます。次の日、クロード、Wてんりはテンブを探しにいくのでした。
真音
GM :では、慎太郎を見事打ち倒した真音はですね・・・。
真音 :倒してない(笑)
一同 :ぐはぁ!
俺の屍をこえていけー。
しかし、俺を倒しても第二、第三の慎太がおまえをー。(←みんなして悪ノリ)
GM :さて、夕方。テンブが襲われた次の日ですね。場所は耶和都。宿をとろうかと思っていると、
突如発砲音が。
男 :(肩から流血)ひぃ〜。痛やぁ、痛やぁ。
真音 :その人を後ろにかばって辺りを見回す。
GM :特に怪しいやつもいないです。
真音 :男を安全なところに連れて行って、傷口を見る。
GM :銃槍で撃たれたような傷だね。
一同 :やっちまったか、天理〜。
男 :『風変わりな男が・・・銃槍を。』
真音 :『風変わり、どんな?』
男 :『金髪の・・。』
真音 :では、その辺の人にけが人を預けて、ダッシュ。
GM :走っていくと・・・クロードとぶつかる。
一同 :ああ、金髪の変な銃槍使いが・・・。
真音 :『貴様か!?』(刀に手をかける)
クロード:『NO、NO。いきなりぶつかってこられてそんなクレイジーな顔されても困る』
真音 :『くれ・・・?き、貴様だろう、やったのは。』
クロード:じゃあいきなり顔つかむ(アイアンクロー)。『ガンを撃った後は、パウダーの
においが手に残るのさ。』
真音 :『ぱうだー?知らんな、そんなもの。』といって刀の柄で腹を打つ。3個成功。
クロード:4で回避。
天理 :『ちょ・・ちょっと待っ・・・。団体行動・・・。』
冬PL:侍とガンマンの決闘に割ってに入るスナイパー・・・(笑)
真音 :『て・・天理!?そいつに近づくな。そいつは・・・。』
(注:邂逅ロールで天理は真音に知り合いを振りました。)
天理 :『なんだか知らないけど、クロードは何もしてないよ。』
真音 :じゃあ刀を収める。
クロード:『一体“彼”は何を言っているんだ?』(確信犯)
天理 :『女だよ。』(おろおろ)
クロード:『どこが!?』
天理 :『ぜ、全部!!』
真音 :『ま、まあいい。じつはあそこでかくかくしかじか。で、てっきりこいつかと。』
天理 :『あ、そうだ!若先生。じつは・・・。』
GM :そこにテンリ登場ー。『天理ちゃん、何やってんの!』
天理 :『クロードが騒ぎを・・。』
クロード:『ちがう!この“男”がいきなり!』
真音 :『男ちゃうわ!!』
・・・もうぐだぐだです。
テンリ:『もう!いくよ!』と言って天理の手を引いて退場。
天理 :『若先生〜〜・・・・。』
綺羅
綺羅 :僕、人形ケース置いてきちゃったんですか?潜入にむかないし。」
GM :いつでも出しちゃっていいですよ。そんなわけで、つかまった綺羅なんですが。
ぼちぼち脱出を試みます?:
綺羅 :『看守さーん、寒いですよー。』
看守 :『五月蝿い、黙ってろ!』
綺羅 :『いいじゃん、別に・・・看守さんーおなか痛くなってきちゃったんですけど。』
看守 :『五月蝿い、黙ってろ!』
綺羅 :『看守さーん、もしかして金剛機ですかー?』
看守 :『失礼な。黙ってろ!』
綺羅 :『だって見えないんだもん・・・。』
GM :格子なので見えますよ。そんなことをやっていると。隣の房にもうるさいやつがいますね。
『看守〜。腹減ったー。』
看守 :『五月蝿い、黙ってろ!』
男 :『看守ー。寒いンだけど。』
看守 :『五月蝿い、黙ってろ!』
GM :それでも男はやめない。いい加減看守もキレて・・・。
クロードPL:警棒で格子をガガガガ!!っと。
GM :いや、警棒で殴りにいく。そうすると、もめる音がします。
綺羅 :うまくやってるなぁ。
GM :そうすると君の目の前にカギが転がってくるわけですよ。
男 『おい!そこのやつ、早くそいつで外へ出ろ!』
綺羅 :ガッとつかんで扉をあける。
GM :外に出ると、鉄格子をはさんで金髪の男と看守がもみ合ってる。
綺羅 :『ぐ・・・グレートです。これで通じてるはず!』
GM :『グレートはいいが、こいつをどうにかしてくれないと俺が出られないンだが。』
綺羅 :じゃあ、刀の鞘でドスッ!
看守 :『うぐぅ・・・。』(←この声に関してPLの皆さん心当たりがあるようですが、
GMにはさっぱりです。)
一同 『うぐぅ。』かよ。
と言うわけで脱出成功
男 :『俺の名前はテンブだ。テンブ=フルブライト。』
綺羅 :『テンブさん??』
GM :知ってるの?
綺羅 :パパ(濁炎)から。
テンブ:『そう言うお前は誰だ?』
綺羅 :『名謬 綺羅(めびゅう きら)です。』
テンブ:『おーおー。濁炎の!こんなとこで会うとは奇遇だなぁ。(笑)』
綺羅 :『ほんと奇遇ですよねー。あ、看守がちょっと目を!』(ガスッガスッ!)
一同 :残虐だなぁ。
テンブ:『オイオイ・・・。ちょっとやりすぎだぞ。とりあえず脱出するか。』といって走る。
GM :テンブは帽子から紙を取り出す。そこには地図が
綺羅 :『こんなものをどうやって?』
テンブ:『ひ・・・秘密だ。そこに骨董やで情報やの兄ちゃんがいる。もしはぐれたらそこで
落ち合おう。こんなとこではぐれたくはないがな。』
GM :といいながら部屋をいくつか抜けると・・・。綺羅の利き腕は?
綺羅 :右です。
GM :じゃあ左腕の二の腕から先がボトリとおちる。
綺羅 :『アレ・・・?』
狐晃 :『おっと・・・外したか。逃がすわけにはいかないんでね。』と言って斬りかかる。8個成功。
綺羅PL :えっと、腕が落ちたことで何かペナルティは?
冬PL:ペナルティなんてそんな。むしろアドバンテージがきます(笑)
綺羅 :では刀を抜いて、『邪魔しないでください!』4個成功
GM :11点か・・かばおう。『危ない!』
冬PL:かばいキャラだなぁ。テンブ。
テンブ:『しょうがねえ。ここは俺が食い止める。お前は先に行け。』
綺羅 :『そんなこといっても・・・テンブさんもぼこぼこにされて簀巻きにされた跡がある
じゃないですか!』(笑)
テンブ:(帽子から銃を出して)『ダイジョウブ、おじさんこれでも結構強いんだぜ。それに
こいつとは因縁もあるしナ。』
綺羅 :『僕、人形が外にあるから!取って戻ってきますから!それまで、それまで絶対に死んだ
りしないでくださいね。』
テンブ:(うなずく)
・・・綺羅退場
狐晃 :『ふん、また勝てる気でいるのかい?あたしには勝てないよ。今のあんたじゃあね。』
次幕予告
時はめぐり、因果もまた巡る。
それらはゆっくりとねじれながらそれぞれの思いを巻き込んでいく。
ねじれた絆は、元には・・・。