第零幕

 風理
   GM:最初の場は風理からー。
 華井PL:風理いつの間に鬼面党に!?(笑)
 素衛PL:なりゆきなりゆき。いろいろあった。
   GM:えー、前回(風化葬送=POX氏GM)、螢雪(蛍子)が死んで、えー、まあ頼るところもないので
      藤麿のところに行くわけです。
   GM:で、風理は藤麿とは友人っぽい付き合いっぽいのがあって、鬼面党に入り、霧子やその弟子たち
      とも知り合い・・・風理なら当たり前だ。霧子にはむかしだだこねたところを気絶させられるという因縁
      もあり。
 風理PL:その腹いせに藤麿の金的をね(笑)。
   GM:江戸の仇はぜひ長崎へ♪そんなわけで、覚えてるかな。メイジ:ザ・アセンション(GM:高貴氏)という
       シナリオのラストで、突然現れた伏見にぐわー!がー!どー!ってやられて・・・。ずおーっ!と心臓を
       えぐられまして(GMもこのあたり雰囲気でしか覚えていません)、その手には式を永続化する鈴虫の
       ような蟲があったそうです。 
 風理PL:そんなの打ち込んでたの?藤麿。
   GM:けっきょく、そのせいで本当に藤麿が死んだかあのシナリオではわからんのですよ。藤麿型式だったかも
      しれないし藤麿は最初からいなかったのかもしれない。(あくまで余談ですが)
 告未PL:おーーー!
 風理PL:そんな事は知らないからまあ藤麿が死んだと。
   GM:そういうわけで、心臓をえぐられた藤麿が・・・えぐられたら即死だよな・・・(悩)。まあ藤麿だし!(開き直り)
      この場には2代目に任命された鏑木 覚宗も一緒にいます。
 華井PL:また2代目とか好きだな、おい。
   GM:だって、高貴(メイジGM)が『お前が2代目だ!』って宣言するんだもの。
   藤麿:『風理、お前は霧子と僕の弟子たちを知っていたな。』
   GM:弟子っていうのは天理とかテンリとかのことね。(←わからない人はクロスロードメビウスリプレイを見よう)
   風理:『うん・・・知ってるよ・・・。』
   藤麿:『お前には彼女達を、僕の愛した家族達を手助けして欲しい。といっても天羅全体を守れ・・・というわけでは
       ない・・・。ほんの・・・身近なものたちだ。』といって咳き込んで血を吐きます。
   風理:『やだ。』
   GM:なんだとぅ。
   風理:『あんたが守ればいい・・・お前の大切な人だろう!お前が守れよ!!』
   藤麿:『それが・・・できないから言っている。彼女達は近いうち・・・災いに見舞われるだろう・・・これは、ただの勘だ
       がな。』
   風理:『だったらなんで、わざとやられたりしたんだよ!?』
   藤麿:『それが運命(さだめ)なのだ。』
   GM:この僕が言うのだから間違いない!
 華井PL:すごい説得力だ(笑)。
   風理:『あんたはそうやって、天羅を思う通りにしたのかも知れない。でも、あんたは自分の命さえも自分の道具に
       するのか!?』
   GM:では藤麿はいつもの全部知ってますよ、みたいな笑い方をして・・・にやり。
 告未PL:ハッタリ笑いだ。
   藤麿:『この僕が人に頼み事をするなんて滅多にないことだぞ。断れようはずがない・・・。違うか?』
   風理:『何だよ・・・僕のほうが頼りたかったのに・・・。頼らせてくれないなんて。』
   GM:チット投げてぇ。でも投げない。
   風理:『あんたは大馬鹿ものだ。』
   藤麿:『そうかもしれないな・・。だが風理、これはお前にとっても大切なことなんだ。僕が僕の家族達を守ってしまった
       ら、今のおまえはどうなってしまう?』
   風理:『わか・・ってるけど・・・。』
   藤麿:『僕はお前のためにも死んでやるのだぞ。』とふざけた笑いを。
 素衛PL:なんじゃそりゃあ!(笑)
   風理:『そんなことして欲しくないよ!』
   GM:そこで、今まで以上に血を吐きます。げふげふ!!
   風理:いつもみたいに藤色!ッて言おうとして『藤・・・麿。』
   藤麿:『ほう、僕の事を名前で呼ぶのか。初めてだな・・・。残念だが、もう時間がないようだ・・・任せたぞ、風理。』
   風理:目を合わせたくないので、後ろを向いてからちょびっと頷く。
   GM:ではその頷いたのを見届けて藤麿は息絶えます。というところで場を切ります。
      宿命は<目的:藤麿の遺言を守る>です。
 風理PL:ふじ“まる”って書いちゃった(笑)。
 華井PL:昔、ブラジル代表ゴールキーパーにフジマールって言うのがいましたけどね。
 告未PL:それだ。

  橘素衛

   GM:では、次、傀儡の師のひと。・・・ちょっと待ってくれ年齢によってバージョンが・・・。・・・よし!おっけ。
      あなたが傀儡師になった理由はしりません!まあ、傀儡師になって幾年すごし、立派な傀儡師になりました。
      弟子なんかも結構いてね。
   素衛:いいですか?先生は乗り物に乗ってきてもよい、転んでもなかない。わかりましたか?
   GM:はーい。ッて何の話だよ。ある日新しい生徒が来ます。あなたの師匠の推薦で、知り合いの子だからって。
   師匠:『やあ、橘くん久しぶりだねぇ。元気かい?実はねえ観察式を使って君の授業を見ていたんだが非常に
       すばらしい。』
 告未PL:教育委員会だ。普通に見ろよ。
   素衛:驚きながら『それはどうも〜。』
   師匠:『奇抜!ユーモラス!アグレッシブ!』
 華井PL:後半2つがわかりませんが。
   師匠:『それでだね、知り合いの子に優秀な子がいてね、北条不二君というのだが・・・』
   GM:年のころ13歳くらいの美少年が・・・ちなみにビジュアルイメージはテニスの王子様の不二周介。
   素衛:『ああ、君が。』
   GM:不二くんはそっぽ向いてます。
   素衛:じゃあしゃがんであげる。
   師匠:『挨拶なさい、北条君』 
   不二:『・・・・こんちわ。』
   素衛:『ようこそ僕の教室へ。』
   不二:『えーっと、なんか師匠は年だからあなたに習えって言われたんで来ました。』
   素衛:『よろしく、北条君。』
   不二:『よろしく。』
   GM:最初は人見知りだかすねたガキだかわからなかった不二君ですが、だんだんうちとけて、傀儡師
      としての才覚もめきめき現してきました。
   素衛:『よいですか?傀儡は愛情を持って育てること。・・・不二君?』
   不二:なにか机の下でごそごそやってます。『はい。』
   素衛:『今のところ答えてみてください。』
   GM:ではすらっと答えるね。
   素衛:『・・・あとで職員室に来てください。』
   GM:では職員・・・・・室?
 風理PL:なんか時代おかしいよね?
   GM:学園ものに・・・。じゃあ部屋で。
 素衛PL:ご飯なんか出してあげて・・不二君の家庭事情なんかは知ってていいの?
   GM:うん。まあ、普通の家庭。温かい。
 素衛PL:傀儡の何とか子が作った料理を。
 華井PL:小麦粉・・・(ぼそっ)
 素衛PL:じゃあ麦子で(笑)。
   素衛:『いやあ、不二君の成長ぶりにはね、先生とっても嬉しいです。でも授業中に傀儡を削っていては
       いけませんよ。』
   不二:『この・・・指の部分が難しくて・・・。』
   素衛:『それは傀儡の削り方のところでちゃんと教えますからね。今はえー、みんなと同じところがつまらない
       のはわかりますけど、基礎の部分をやりましょう。』
 告未PL:さすが教職とっただけある。
 素衛PL:教育実習したからね。
   不二:『じゃあ、ご飯のあと教えてもらえませんか?』
   素衛:『はいはい。いいですよ。』
  
  GM:さて、3年ほど経ったある日、師匠がまたきます。
  素衛:『不二君ね、本当に育ちましたよ。うちで一番優秀な生徒です。』
  師匠:『うむ。式で見ていたから知っている。』
  素衛:『・・・。』
  師匠:『それでだ、君は霧子計画を知っているかね?その、6番目の霧子を北条君に・・・。』
  素衛:『大役じゃないですか!!すぐに知らせましょう。不二くーん。』
  不二:『なんすか?』
  素衛:『じつはかくかくしかじかなんだよ。六号霧子の育成だって。』
  不二:『本当ですか!!』と珍しくすごく嬉しそう。『霧子かぁ・・・霧子かぁ(輝)』
  素衛:『しっかり励むんですよ。』
  不二:『でも・・・霧子はもう人間にはならないんですよね?』
  素衛:『ああ、惨號がどこぞの陰陽師にくついていってからは、もう、そういうデータ取りには使わないそうですよ。』
  不二:『そうですか・・・。じゃあ僕は6番目の霧子を3年で甲子園・・・いや!天羅最強の戦闘用傀儡にしてみせます。
      傀儡が人間を超えられるということを証明したいんです。』
  素衛:『先生はとっても楽しみです。』
 
  GM:などといっていたのですが、戮號をもらって巣立っていった彼の、よくない噂を聞きます。テストのために随分
     ひどいことをしているとか。

同僚の人:『というわけなんだよ。』
   素衛:『信じられませんね。あの子がそんなことをするなんて。』
同僚の人:『まあ、僕は僕で知らべてみるよ。気にはなるからね。・・・すまなかったな。』
 
   GM:その一ヵ月後、その同僚の人の遺体が発見され、不二君の行方もまったくわからなくなりました。
      めでたしめでたくもなし。ぎゃふん。ということで、宿命<目的:北条不二を止める>をさしあげます。


  華井 喧一

   GM:戦闘シーンから入るよ。あなたは螢雪軍の傭兵として・・・。
   華井:『なんだあの化け物はぁ!』
   GM:早い早い(笑)。大将螢雪が死んだという報が流れますと、大半が傭兵で構成されていた蛍雪軍は
      散り散りになりまして。
  傭兵1:『兄貴ぃ、どうしやす?こりゃあ勝ち目がありませんぜ。』
   華井:『まあ、命あってのものだねだしな。とっととづらかるか。』
  傭兵1:『逃げるのは得意ッすよー。』
   GM:退却していくと、感覚・観察で。
   華井:感覚は8もあるのさー。・・・4つ成功。
   GM:うん。わかるね。だいぶ遠くの傭兵部隊なんですが、なにやら赤い翼を持った女に襲われている。
   華井:『なんだありゃあ。』
   GM:そんででっかい鋏を持ってますね。それでサムライを相手にしています。
  傭兵1:『なんす・・・かね。味方じゃあ・・・ないっすよね?』
   華井:『どう見てもあれは、これから仲良くしましょうって雰囲気にゃあ見えねえな。』
   モブ:『ぎゃー。』『助けてくれー。』『高枝きりバサミー。』
   GM:サムライ、目のあたりからスパーン!とはさみで斬られて絶命しました。たぶん死んだ。
 告未PL:死んでるよ!そんなとこから斬られたら(笑)
   華井:『こりゃあ、まずいな。障らぬ神になんとやら・・・にげるぞ!!』
   GM:では逃げていきますと、途中、戦場から離れた林の辺り。
   華井:『しかし、これじゃあいくら給金もらったところでわりにあわねえな。』
  傭兵2:『もらえるんすかね。』
   華井:『雇い主死んじまったからなあ。』
  傭兵1:『これからどうしやす?』
   華井:『そうだねー。農業でもやるかぁ?』
  傭兵1:『ソリャアナイッスヨー。』
   GM:さて、林のかげに年の頃16・7の優男が立ってますね。
   華井:『ん?あんただれだい?』
   優男:『なんだ、せっかく機嫌がよかったのに。話しかけないでくれないか?』
 風理PL:あ、不二君か。
   華井:『は?なに言ってんだ。』
   優男:『わからないやつだなぁ。』といって何か唱えだすと巨大なドクロが出て来ます。
   GM:そのまま、あなたの隣の傭兵1の、腰から上をバクッと食っちゃいます。
   華井:『お前ら逃げろ!!』 
   GM:逃げる間もなく、他の傭兵たちのところへ近づき、ギロリと見回すと、どーん!っと爆発。
      これで、約半数が死にました。
   華井:とりあえずサムライ化。
   優男:『ほう・・・サムライか。』
  傭兵2:『兄貴ぃ、痛てぇよう。』
   華井:『生きてるやつは怪我してるやつ背負って逃げな。』
    GM:かっこええ!
  傭兵2:『でも兄貴・・・』
   華井:『いいから逃げろって言ってんだよ!』
  傭兵2:『くっ、兄貴・・・あとで落ち合いましょう!あの村で!あの村でーー。』(どこ?)
    GM:では、戦おうというところで空からさっきの羽つきが降りてきます。
   華井:『絶体絶命だな、こりゃあ。』
    GM:優男は落ち着きを取り戻した様子で・・・君を無視し始めます。
  華井PL:ムカ!
    女:『サムライ2名を含む傭兵28名との戦闘、終了致しましたわ。北条不二様』
   不二:『そうか、御衣黄と羅叉の具合はどうだい?』
    女:『上々ですわ。・・・この方は?』
   華井:『てめぇら・・・無視してんじゃねぇぞ。』といって刀を構える。
   不二:特にかまうことなく『さて、戻ろうか・・・霧子』といって戻ろうとします。
   華井:じゃあ、撃ちます。
    GM:霧子がかばって、そのまま不二を抱えて空へ舞います。
   華井:『反則だろう。』(笑)
    GM:というわけで、北条不二。それがあなたが倒すべき男の名になりました。
       宿命<仇敵:北条不二>をさしあげます。

 告未

   GM:では告未。今(さっきの舞台)から80年後。成神54年です。天羅にヨモツシコメってのが
      でてきまして、天羅は大変なことに。紗のバランスが崩れて荒れ果てています。
 風理PL:風理は失敗したのね・・?
 素衛PL:まあまあ。
   GM:それから約半年、神宮家も天羅があれると共に求心力を失ってくるわけです。中には倒宮論というのも
      ではじめたり。で、告未は主である伏見に呼ばれています。
   告未:『伏見、呼んだって?』
   伏見:『よういらっしゃいましたなぁ、告未はん。前回の任務はお見事であらしゃいましたなぁ。』
   告未:『うん。まあまあ上手くいったとおもう。』
   伏見:『あていがつけた片腕の具合はどうであらしゃいますかな?』
   告未:と、とれたの?『う・・うん、動くから大丈夫。』
   伏見:『それはようあらしゃいます。ところで、今回来ていただいた理由なんですがなあ、実はここのところ天羅が
       随分と荒れているようであらしゃいますな。その結果、民の神宮家への忠誠も薄くなっているようであらしゃい
       ます。』
   告未:『伏見はがんばってるとおもうよ。』
 華井PL:すごいフォローだ。フォローになってない。
   伏見:『いや、あていの力など微々たるもの。実は、神宮家への忠誠心も厚い告未はんにしか頼めない仕事があら
       しゃいましてなぁ。』
   告未:『何でも言って。できることなら何でもするよ。』
   伏見:『ほんにいい子であらしゃいますなぁ。告未はんは。』
   GM:伏見、人相書きを取り出します。
   告未:『それは、何?』
   伏見:『霧子。この傀儡、知ってあらしゃいますな?』
   告未:『聞いたことはあるけど・・・。昔のお話でしょ?』
   伏見:『そうであらしゃいますなあ。あれはもう100年も昔・・・。』
   告未:『でも傀儡の人なら、まだ生きてるかもしれない。』
   伏見:『それがどこに居るのかわかりませんのです。』
   GM:それを探して欲しい!というのでは80年前の方々と話しが合いませんので・・・。
 告未PL:一人ずれたところで活動を(笑)。
   GM:ラスボスとは時空間決戦で、伏見があけた穴からひたすら銃撃。・・・なわけがない。
   伏見:『実は80年前に行って、この惨號霧子を護衛してもらいたいのであらしゃいます。』
   告未:『おかしなこといってる?今は今なのにどうやって80年前の人を護衛するの?』
 華井PL:わかってるのに。
   伏見:『そこはそれ。神宮家の技術力は今をもってまだ天羅一であらしゃいます。』
   告未:『つまり80年前にとんでその人を護衛すればいいのね。』
   伏見:『正直、告未はんがこの時代に戻れる保証はありませんのや。』
   告未:『伏見なら大丈夫だよね。』
   伏見:『まあ努力はします。それでも、この衰退した神宮家を建て直すため、告未はんに惨號霧子を守ってもらう
       必要がありますのや。』
   告未:『わかった。あ、ひとつだけお願いがあるんだけどなー。』
   伏見:『な・・・なんであらしゃいましょう?(汗)』
   告未:『うーん、秘密。帰ってきたら言うね。』
 素衛PL:きーー!
 風理PL:なんでここだけ学園ものなんだ。
 華井PL:いや、さっきも。
 風理PL:ラブコメだー。
   伏見:『何でも、差し上げましょう。頼みましたえ。』
   告未:『絶対帰ってくる、絶対かなえてもらうんだから。』
   伏見:『まず、過去に行ったら過去のあていのところへいくとよろしいでしょう。』
   告未:『でも、80年前だよ?』
   伏見:『伏見、は世襲制であらしゃいますから。』(嘘)
   告未:『80年前の伏見か・・・楽しみだなぁ。』
   GM:はい、行った!というところであなたに宿命<目的:霧子護衛>をさしあげます。

  次幕予告
  
  
主・明鶴院藤麿の死んだ地へと旅立つ惨號霧子。
   しかし、それは彼女の使命を果たすための旅路になるのであった。
   「まだ、私にはやることがありますわ。」天羅最強となることを運命付けられた戮號と呼ばれた霧子は答える。
   仇敵 北条不二に使えるものにであった華井喧一はその仮面の下の意外な素顔を知る。
   次幕 霧の彼方の…   「迫りくる時」
   さだめの鎖を解き放て、霧子!


 









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