第一幕「迫りくる時」


 第一場 風理

   GM:さて、あなたは霧子に藤麿のことを報告しないといけないわけです。沈痛な面持ち
      で向かって下さい・・・って書いてある。
 華井PL:言っちゃったよー(笑)
 風理PL:ちんつーちんつー。
   GM:では、藤霧邸前ー。藤麿霧子の愛の園、ついでにダブルてんりもいる。
   風理:『行かなきゃ・・・。嫌な役おしつけやがって・・・。つらいなー・・・。』
惨號霧子:後ろから『あら、風理君お久しゅうございますわ。』
   風理:『うわ!?あ!』
 華井PL:ナイスリアクション。(チット投げ)
   GM:買い物帰りだったようですよ。
   風理:『き、きき、霧子おねえちゃん。』
惨號霧子:『随分といらっしゃらないから、天理ちゃん達も寂しがっておりましたわ。さあ、どうぞ
       おあがりになってくださいな。』
   風理:そうやって笑う霧子さんを見ていたら、とてもいたたまれなくなった。
惨號霧子:『さ、お茶どうぞ。牛乳のほうがよかった?・・・それで今日はどうなさったんですの?』
   風理:姿勢を正しておく。ピッと。
惨號霧子:『足を崩してくださいな。風理君らしくありませんわよ。』
   風理:『今日は・・・悪い知らせが・・・あるの。』
惨號霧子:『なんですの?』
   GM:なんか縦ロールの髪形の人がしゃべってるみたいだ・・・。
 風理PL:ここには霧子ちゃんしかいないんだよね?
   GM:うん。
   風理:『冷静に・・・聞いてください。鬼龍咬牙が、藤麿が・・・。』
惨號霧子:『藤麿様が・・・?』
 素衛PL:あぼーんされちゃいました(笑)。
   風理:えっと、以下略で。
   GM:お察しください、と。
   風理:『神宮家北朝のものの手にかかって・・・。』
 風理PL:どこで?
   GM:伏魔殿です。なんかすごい魔方陣を持っていたらしいぞ。
 風理PL:なんていおう。「死にました。」じゃあなんかねぇ。
   GM:昔なら「藤麿が・・・しんじゃったよぅ。」って泣けば許したのに。
 華井PL:それが許されないとしになってしまった。
   GM:うん、じゃあそれを言う前に霧子が話そう。
惨號霧子:『そうですか、藤麿様が・・・。』
   風理:『ごめんなさい・・・。力が足りなくて・・・。』
惨號霧子:『藤麿様の最後は、ご立派であられましたか?』
   風理:『立派すぎるほどに。』
惨號霧子:『そうですか・・・。まだ、あの子(テンリ)達には伝えないほうがよろしい
       ですわね。』
   GM:というところで、風理は退場してもらおう。その後、一人の部屋でこんなことをつぶやきます。

惨號霧子『忘れるなんて出来るはずがない・・・。藤麿様は、私の・・・。』といって泣きます。
   
  ・・・数日後

   GM:その間、風理は藤霧邸にでも止めてもらいましょう。ある日ふすまの向こうから霧子に声を
      かけられます。
惨號霧子:『風理君、入ってもよろしいですか?』
   風理:『はい。』
惨號霧子:『実はお願いしたいことがあります。私を藤麿様のお亡くなりになった場所へ連れて行って
       くださいませ。』
   風理:『天理ちゃん達はどうするんですか?ここにいるんでしょ?』
 風理PL:っと、ちょっと話しをずらしてみよう。
惨號霧子:『あの子たちには、まだ伝えていませんし、留守を頼むつもりですわ。』
   風理:『それはいいけど、そこに行って・・・どうするの?』
惨號霧子:『それはわかりませんわ。ただ、行ってみたいだけなのかも知れません・・・藤麿様の亡くな
       られた地へ。』
   風理:『それが、霧子おねえちゃんの望みなら。』

   GM:というところで場を切ります。次は傀儡師の人だ。

  第二場 橘素衛

   GM:まあ同僚が死んでたりということもあったんですが、あなたはあなたで調べたんですかね。
      あなたは手がかりを探して知り合いの先生の弟子で、頭の良いのがいるんです。その子が
      戮號霧子がどうなってるのかわからないっていう事で七号を与えられました。銀髪のおかっぱ
      の子です。イメージ的にはガンダムSEEDのイザーク・・・伊作だな。
  
   伊作:『橘先生、何か御用ですか?』
   素衛:『・・・というわけなんです。』
   伊作:『ああ、あいつは正直天才を鼻にかけてるところがあって嫌いだったんですよ。いつもあいつが
       一番だし・・・ぶつぶつ。』
   素衛:(そりゃあ、私の教え子ですから(にやり))
   素衛:『なんとか、手がかりになるようなことを・・・お願いします。』
   伊作:『まあ、多少の交流はありましたけどね、最近の事はわかりませんよ。』
   素衛:『ここに来た最後のことでもかまいませんから。』
   伊作:『天羅最強の戦闘用傀儡に戮號霧子を育ててみせる、とか言っていましたけど。』
   素衛:『うーん。あまり変わりませんねぇ。』
   伊作:『一度、あいつのノートをこう、なんていうか、ちょっと見てみようかななんてしたことがあるんですが、
       いや、あまりに無造作に置いてあったんで。やっぱり興味があるっていうか、その・・・そしたらもう
       ものすごい血相で怒られましたよ。なにか、戮號霧子の戦闘データのようなものが記録してあった
       ようですが。』
   素衛:『その帳面は今どこに・・・?』
   伊作:『そりゃあ大事なものですから、不二が持ってるでしょう。』
   素衛:『そうですよねぇ。彼に協力者とかは・・・?』
   伊作:『」一人が好きなやつでしたからねぇ。』
   素衛:『ああ、困ったなぁ・・・。』
   伊作:『あ、うちの七号を見て行きませんか。七号おいでー。』
   GM:霧子タイプの傀儡、七号霧子が現れます。
   素衛:『ああ、これは自然で美しいですねぇ。』
   伊作:『素体がよいですから。』
七号霧子:『はじめまして、七号霧子と申します。以後よろしくお願いいたします。』
   素衛:『ああ、橘素衛と申します。こちらこそよろしくお願いします。戮號もこの子みたいにうまく育てられた
       んでしょうか。』
   伊作:『まああいつなら上手くやるでしょう。ああ、そうだ。七号はお茶をいれるのがとても上手いんです。』
   素衛:『それはいいことです。』
   伊作:『霧子。お茶を頼む。』
七号霧子:『はい、伊作様。』
   GM:さて、すこしするとお台所のほうから大きな物音が。がしゃーん!
   素衛:『ああ、成長中の傀儡は途中でいきなり集中力が切れて、倒れることがあるんですよ。』
   伊作:『いままでこんなことは・・・。』
   素衛:『いきなりくるから怖いんです。・・・霧子さーん。』といって移動。
   GM:すると、霧子がこういうかたちに(体がこんなです→ > )斬られてます。
 華井PL:往復!?
   GM:えーと、イメージ的には茶だんす大なりイコール(≧)・・・。
 華井PL:大なりイコール!?往復どころじゃねえじゃん(笑)
 素衛PL:イコールついてるんだ!!
   伊作:『霧子!!』
   素衛:感覚・観察で見ます・・・初級だ、0成功。
   GM:じゃあ伊作が見つけよう。庭先にでっかい鋏を持った女が。
   伊作:『あれは・・・戮號!?』
   素衛:『霧子くんですか・・・?』
   GM:戮號霧子はこちらを見ている。どうする?
   素衛:『動かないでくださいねー。僕はなにもしませんよー。』
   GM:戮號はその言葉に興味を示すことなく、飛び去ろう。戮號が向かう方向はなんとなくわかるよ。
   素衛:追いかけます。
   GM:では追いかけたところで終了。次の場は華井喧一。

  第三場 華井喧一

   GM:あなたはあの後、「きっとやつらは戦場にいるに違いない。」とおもったあなたは積極的に戦場へ。
 華井PL:きっとそうだ。知力3だもん思いつくのはそのくらい。
   GM:しかし、はずれ、はずれ、はずれ。今回の戦場・・・といっても小競り合いみたいなものですが。
   華井:『ダメだ、なんつーか、雅がねぇ。』
 素衛PL:いらないだろう。
 華井PL:何にもないとただの人殺しになっちゃうだろう。傾奇ものだからかぶかないと。
   GM:そろそろ戦況も決してきます。ちなみにあなたの軍は負け。
   華井:『うーん、ますます雅がねぇ。』
   GM:ではこの前の傭兵の一人がついてきましょう『あーにきーー。』(低い声で)
   華井:また太いキャラだ。『おい、とっとと逃げるぞ。』
  太傭兵:『おれ走るの苦手っすよー。』はあ、はあ。
   華井:『何しに来たんだお前は。』
   GM:では退却。
  太傭兵:『しかし、いつになったら会えるんですかね。』
   華井:『さあな。まったくもってあてが無え』
  太傭兵:『あのー。あっしはあれに会ったら何をすれば良いんで?』
   華井:『何もしなくていいさ。』
  太傭兵:『でも、それじゃあ兄貴の二番弟子としての立場ってもんが・・・。』
   華井:『馬鹿だな。祭りには見物人ってもんが必要だろうが。』
  太傭兵:『じゃあ祝砲の用意でもしてまさぁ。』
   GM:さて、ふと気がつくと戮號霧子が少し離れたところにいます。
   華井:『・・・大当たりだな、こりゃあ。』
  太傭兵:震えながら『あ、あにき!俺は見てればいいんですよね?見てればいいんですよね??』
   華井:『いや、前言撤回だ。』
  太傭兵:『え、ええ!?』
   華井:『逃げろ。』
  太傭兵:『し・・祝砲は?』
   華井:『かまわねぇよ。終わった後で、後夜祭ってやつだ。』
 告未PL:また学園だ。
  太傭兵:『じゃああっしはあの村で待ってます。あの村で!あの村でー!!』(だからどこ?)
   華井:『今度という今度はにがさねぇぞ。』といってサムライ化。
 戮號霧子:『あら、どうなさいましたの?サムライ化などなさって。』
   華井:『どうしたもこうしたも無えだろうが!このあいだのこと忘れたとは言わせねえぞ。』
 戮號霧子:『なんとなくは。何の御用ですか?』
   華井:『ちっ、だろうな。てめぇがむかつくから殺す。・・・それだけだ。かかってきな。』
 戮號霧子:『それは短絡的ですわね。』
   華井:『ま、人生単純にいきようぜ。』
 戮號霧子:『つまり・・・あなたは一時の感情でわたくしを破壊したいとおっしゃるのですね?』
 華井PL:なんかそういわれるとすごく悪いことをしているような気がするな・・・。
 告未PL:頭わるー(笑)
 戮號霧子:『時間がかかりますか?』
   華井:『一瞬ですむ。』
 戮號霧子:『それは私が勝つのですか?それともあなたが勝つという意味ですか?』
   華井:『どっちだって一瞬さ。』
 戮號霧子:『しかし、今は一瞬の間も惜しいのです。あなたとこうしてお話している時間も惜しい。』
   華井:『てめぇにはてめぇの用があるのだろうが、俺には俺の用事がある。ちぃとばかし付き合って
       もらうぜ。』
   GM:戮號霧子を破壊すると手がかりがまたなくなるが。破壊したいの?
 華井PL:いや、もちろんご主人様にも会いたいんだけど、まずこいつかなと。
   華井:『あの糸目の優男はどこに行った。』
 戮號霧子:『北条不二様のことですか?』
   華井:『名前は知らねえ。』
   GM:知っててくれ。(わざと零幕で言ったんだから。)
 華井PL:知力3だからな。九×九もできない。
 戮號霧子:『北条不二様は現在出張中でおられません。』
   華井:出張!?『そいつに会いてぇんだ。教えろ。』
 戮號霧子:『いつ戻られるかは存じ上げませんわ。』
   華井:『じゃあまずお前をぶちのめして・・・。』
 戮號霧子:『だ・か・ら。私も忙しいんですってば!わからない人ですね!』(いらいら)
   華井:『お互い様だッつーの。』
 戮號霧子:『私は今から霧子を破壊しに行かないといけないんですっ!』(ぷんすか)
   華井:『俺は俺の理由でお前のご主人様を探さないといけねえんだ!このやろう!』(むかっ)
 戮號霧子:『好機は今しかないんですってば!』
   華井:『知るかボケっ』
 素衛PL:なんだここ。(笑)
 告未PL:痴話げんかまだー。
 風理PL:ちっちっち♪
 戮號霧子:『もし私が惨號霧子とその他の霧子も破壊した後ならば、あなたを北条不二様のところへ
        お連れしてもよろしいですわよ。』
   華井:(惨號とか何とか、なにをいっているんだ・・・。)
 戮號霧子:『ただ、あなたが私や北条様に勝てるという保証はありませんけどね。邪魔をしないのならば
        ついて来てもよろしいですわよ。』
   GM:身長どのくらい?
 華井PL:180くらいかな。
   GM:・・・霧子は149だもんな。じゃあ近づいて下から見上げて。
 戮號霧子:『どうなさいますの?』
   華井:ではサムライ化をとこう。
 戮號霧子:『わかっていただけたようですわね。それに、そのほうが運びやすいですし。』といって掴んで飛ぶ。
   華井:『う、うわ!』
 戮號霧子:『・・・それとも御自分で飛ばれます?』
   華井:『飛べるか、阿呆!・・・どこいくんだ?』
 戮號霧子:『惨號霧子の元へ。』 
   GM:というところで場を切りましょう。

  第四場 告未

   GM:では、無事80年前の伏見の元にたどり着いた!ちなみに伏見は御簾の裏っかわにいます。
   告未:『伏見ー、来たー。』(もじもじ)
   伏見:『そう緊張する必要はあらしゃいません。告未はん。』
   告未:『よかった。あたしのこと知ってるんだ。』
   伏見:『80年後の伏見はから聞いておりますえ。』(うさんくせー)
   告未:『あの、80年後の伏見から惨號霧子を守れって言われたんですけど・・・』
   伏見:『80年後は、今とだいぶ地理も変わっておりますやろう。』
   GM:80年後はヨモツシコメのせいで荒れ果ててますからね。
   伏見:『告未はん一人では、右も左もわかりませんやろうなぁ。誰か一人つけましょう。』
   GM:北朝ってのは苦是衆ではなく青龍衆・・・?
 風理PL:青龍衆。金剛衆は南朝。
   伏見:『といっても、いろいろありましてなぁ。ほとんど出はらってますのや。』
   告未:『どんな方をつけていただけるのでしょうか?』
   伏見:『雷哮はーん。最近入ったばかりですが、腕は確かであらしゃいます。』
 風理PL:え?雷哮は南朝でしょ?
   GM:スパイで来てます。といっても、この前出てきた偽者だから期待されて無いけど。
   告未:『なんとお呼びすればよろしいのでしょう。』
   雷哮:『・・・別に雷哮でいい。』
   告未:『あの、私80年先から来てるんでよくわからないんですけどよろしくお願いします。』
   雷哮:『せいぜい足手まといになるんじゃねえぞ。』と外へ出ていく。
   告未:『だ、大丈夫です!・・・あ、まってー。』
   伏見:『告未はん、よろしゅう頼みます。』
   告未:『あの、約束忘れないでね。』
   GM:それは・・・知らないぞ。80年後のことだし。
   伏見:じゃあ知っているような顔で頷いておこう。
   GM:では場を切りまーす。

  第五場 風理
   
   GM:では、霧子が旅の身支度を整えております。天理は風理が久々にきたので嬉しいようで
      しきりに風理に話しかけたり、まとわりついたり。
   天理:『風理さん、ひさしぶりー!今日はどうしたの?』
   風理:『ああ、うん。霧子おねえちゃんに用があって。』
   天理:『その支度・・もう行っちゃうの?』
   風理:『ほら、こんなさ、“ド”田舎でずっと一人でいるのもかわいそうでしょ。だから、ね。』
   天理:『あたしも行く!』
   風理:『だ、だめだよ。天理ちゃんには天理ちゃんの仕事があるし。』(焦)
   天理:『確かにお店は空けられないけど・・・いきたいなー。』
   風理:『まあ、また今度頼んであげるからさ。』
   天理:『あ!お師様(藤麿)は元気?』
 告未PL:まあ、軽いジャブだ。
 華井PL:ジャブが意外とボディに・・・。
   風理:『この頃会ってないからわからないけど、たぶん元気だよ。だって、だって、ね。』
 華井PL:おっと、ボディがきいているようです。
   風理:『あいつは殺したって死ぬようなタマじゃ・・・・な・・・ない、し。』(確実に効きつつあります。)
   天理:『お師様はけっこう繊細なんだから!』
   風理:『そういってあげるのは天理ちゃんくらいなもんだよね。』といって頭をなでなで。
   天理:『じゃあね。』
   風理:『和彦さんによろしくね。』
   GM:では惨號霧子が来るよ。
惨號霧子:『風理君、行きましょうか。さっき天理ちゃんがいたみたいですけど?』
   風理:『一緒に行きたいって。』
惨號霧子:『でも、連れて行くわけには行きませんものね・・・。さ、もう一人のテンリちゃんが来る前に
       出ましょう。』
   
   GM:では、町のへ出て一里ほど行ったところで気配を感じます。感覚・観察で判定してくれ。
   風理:4つも成功!イエイ!
   GM:ではバリバリわかるね。テンリが、テンリ=フルブライトが走ってくるよ。
  テンリ:おいついて『どこに行くんですか?』(にやり)
  テンリ:『ふーーーーん。二人でデートですか?』(にやにや)
   風理:『ち、違うよ!』
   GM:テンリは鬼面党なので藤麿が死んだことは知っています。
  テンリ:『あたしだって少しは役に立つんですからね。それにこのメンバーじゃ、射撃戦になったら弱い
       でしょ?風理さんだけじゃ頼りないし。・・・連れてってくれるよね?』
 風理PL:バリアー。
 華井PL:風理バリアー。
   風理:『天理ちゃんが寂しがってるんじゃない?』
  テンリ:近づいて『あたしだって鬼面党なんですからね。』(ぼそっ)
   GM:というわけでテンリがついてくる事になりました。場を切ります。


  第六場 橘素衛
  
   GM:でーわ。あなたは戮號を追うなか戮號霧子に襲われた、という男の元を訪れます。
  素衛:『・・・それで、どんな様子でしたか?』
 被害者:『思い出したくもねぇ・・。』
  素衛:『お気持ちはわかります。でも、これは戮號霧子を止めるためなんです。』
 被害者:『あれはー、俺が蛍雪の軍に雇われて戦っていたときだ。敗色濃厚なんで潮時かとおもったとき
       に、とつぜん大きな翼の生えた、鋏を持った女が降りてきた・・・。』
  素衛:『ほお。』
 被害者:『仕方がねえから、俺ははぐれ金剛機の兄貴・・・まあ実は弟なんだが、と共に戦ったんだが兄貴
       な弟はあっさりばっさり斬られちまってな。』
 告未PL:はぐれてるのに弟(笑)。すごい再会だ。
 素衛PL:すげー。金剛機以上?はぐれって弱かったっけ。
   GM:多少は。
   素衛:『彼女に根城なんかあるんでしょうか?』
 被害者:『そんなことは知らねぇな。だが、俺が足を斬られて死んだフリをしているとき・・・。』
 風理PL:死んだフリかよ。
   GM:死にたくないもん!!あ、男はそこまでいうとだまって片手を出す。
   素衛:『あ、はいあのー、お団子もう一盛。』
  被害者:『ちっ、俺はこう見えても傭兵だぞ。』
  華井PL:マニーマニー。
  素衛PL:お仲間増えてます?
  被害者:『世渡りってもんを覚えなよ。・・・言わせんのか?』
   素衛:『あ、はい・・・。』といって袋を渡す。
  被害者:それをふところにしまってさらに片手を出し『勉強料だ。』
   素衛:『あー・・・これ以上とられますと私としても旅費というのが・・・。
  被害者:『ああ!頭が痛くて思い出せねえなあ。』
   素衛:『・・・国から出してもらおう。』
   GM:国家公務員か?
  被害者:『そういえば明鏡通信で・・・なんだったか、これから伏魔殿とか言うところに行くとかいってたよう
        な・・・。』
   GM:わかるかな・・・。じゃあ知力・事情通。
 素衛PL:無いって・・・ああ、無級か。おお、ソードワールドだったらすごい目が(笑)。(6ばっかり。)
  被害者:『どこだったかなー。おお、頭が・・・。』
   素衛:『これでも薄給なんですよ。麦子!しょうがないからしばらくこの人のお世話をして差し上げなさい。』
   麦子:『はい。』
   素衛:『あげませんよ。預けるだけですからね。』
  被害者:『へっへ。なかなかキレイな傀儡じゃねえか。』
   素衛:『変なことしないでくださいね。』
   GM:するとおもうよ。
   素衛:『麦子意外と強いんで。』(という設定に今なった。)
  被害者:『途中の木場宿がどう・・・とか言っていたかも知れねえな。じゃあ、へッへ。少しの間借りるぜ。』
   素衛:『麦ちゃん麦ちゃん、嫌になったら逃げてらっしゃい。』(ぼそっ)
   麦子:『はい。』
   GM:さてさて、麦子によってこの男がどうなったかはべつのお話し。
 華井PL:こいつはひでぇ・・・。この複雑な形は何だ(笑)。
 素衛PL:卍とか?
 告未PL:麦!ッて形に(笑)。

 
  第七場 華井喧一

    GM:さて、華井と戮號は宿場町に着きます。さっさとね。
戮號霧子:『えっと・・・ここが木場宿でよろしいのですか?』
   華井:『はぁ?ここにいんのか?』
戮號霧子:『いえ、ここには誰も。私が用があるのは伏魔殿ですが、もう暗くなりますのでこのあたりに泊まる
       のがよろしいかと。』
   華井:『いまいち要領をえねえな。』
戮號霧子:『華井様。』
   華井:『なんだ?』
戮號霧子:『宿を探してくださいませ。』
   華井:ちっ・・・。じゃあその辺の宿を適当に。
    GM:近場の街道の宿があるが・・・。
   女将:『申し訳ござません。あいにく本日はいっぱいになっていまして。あちらの角を曲がった宿なら空いて
       いるかと・・・。』
   華井:『ではその宿に』
    GM:そこに行こうとすると・・・戮號がいないね。
   華井:『くそー。逃げられた?』
    GM:感覚・観察ー。
  華井PL:3つ成功。
    GM:じゃあ見つかるね。表通りの小物屋にいる。何かを物珍しそうに見ているね。
   華井:『なにをみてるんだ?』
    GM:かんざしだね。
 告未PL:やっぱりラブだー!
 風理PL:買ってやれ♪買ってやれ♪
   華井:『いっちょ前にこんなものに興味があるのか?』
戮號霧子:『これはなんといいますの?』
   華井:『かんざしってんだ。』
戮號霧子:『何に使うものですか?』
   華井:『んーっと、装飾品だな。』
戮號霧子:『・・・そのようなものは存じ上げませんわ。』
   華井:では買ってやろう。
   一同:おーー。
 華井PL:よーし、いいぜいいぜ。客のニーズに答えてやる。
   華井:『これは、こう使うんだよ。』っと言って髪にさしてやろう。
   
   一同:萌えだー。ずるいー。
   ラブ担当まっしぐらに一同大喜びです。
 
戮號霧子:『こういうときはなんと言えばよろしいのか・・。』
   華井:『そうだなぁ・・・。にっこり笑ってありがとうございます。』
戮號霧子:『ありがとうございます。』(にっこり)
 華井PL:素直だな、おい。とても一部隊つぶしてたやつとは思えん。忘れそう。
   GM:では、戮號も見つかったところでさっき言われた宿っぽいのが見つかります。
      名前は伊佐間屋。はいりましたっと。

戮號霧子:『・・・・・・・・・・・それなりですわね。』
   華井:『空いてねぇんだ、我慢しろ。部屋頼むぜ。』
   女将:『ようこそおいでくださいました。こんな寂れた宿へ。』
 風理PL:自分で言うな。
   女将:『見た目は寂れておりますが・・・・食事くらいは天下一品でございます。』
   華井:『食事“くらい”って・・・。まあいい、頼む。』
   女将:『ではこちらのお部屋にどうぞ・・・。』
    GM:というところできりましょうか。

   第八場 告未

    GM:告未は結構、時間に差が出てるなぁ。(時間軸が他キャラより少し前)
   告未:『まって・・・まって!あたしそんなに早く歩けないんだってばー。』
   雷哮:『ふん、歩き回るカッコじゃねぇな・・・。』
   告未:『でも、これ一応せいふ・・・制服?』
  素衛PL:伏見の趣味だ!
   告未:『伏見がくれたやつだし、着ないわけには・・・。ちょっとでかいけど。』
   雷哮:『こういうときは戦闘できるように着替えてくるもんだぜ。』
   告未:『でも、あたし近接戦闘向きじゃないし・・・。』
   雷哮:『頭はまわるってぇのか?』
   告未:『や・・・わかんないんだけど。』
   雷哮:『さて・・・と、どうするね?俺は霧子の居場所なんざ知らねえぜ。』
   告未:似顔絵はもらってることでいいの?
   GM:いいですよ。
 華井PL:立体映像で。
   GM:あけると霧子がくるくる回るんだ。
   告未:霧子ってこの世界では有名だよね・・・いや、明鏡にアクセスして調べよう。
   GM:じゃあ・・・明鏡はなんだ?
 告未PL:心力・接合ですね。
   告未:『では、明鏡にアクセスして調べてみますね。』・・・2成功です。
   GM:2成功ですか・・・。そこそこわかるが・・・神宮家にGPSってあるのかな。
 華井PL:神宮家ならありそうな気がする。
 風理PL:うえのほう飛んでそうだよね。やまとなんとか。中央大陸全般は記録されちゃうらしい。
   GM:ほう。では惨號霧子は中央大陸を移動中。移動記録から推測するに、これは知っててくれ、
         伏魔殿に移動中。その前には宿場町があります。
   告未:『ここですねー。たぶん。』
   雷哮:『そいつは信頼できるんだろうな?』
   告未:『あなた神宮家の人でしょう?神宮家のシステムが信頼できないの?』
   雷哮:『あ、あいにく俺はそういうのに疎くてな。』
   告未:『ちょっとは勉強したほうがいいとおもいますよ。』
   雷哮:『俺はこいつ一本で生きてきたんでな。』と、甲蟲の糸を出す。
   告未:『必要なときはよろしく。さ、行きましょうか雷哮さん。ちょっと遠いみたいなんで。』
   雷哮:『おまえ、乗り物とか出せないのか?』
   告未:『そんなのは出せないですよー。もっと高位の方なら瞬間移動とかできますけど、うちらは
       徒歩ですね。・・・てへへ♪(←ここだけ高音)』
   雷哮:『・・・なんだって俺がこんなガキのお守りをしなきゃならねえんだ・・・。』
   告未:『まあすぐ終わるとおもいますから。』
   雷哮:『やれやれ・・・。』
   GM:場を切ります。
   
   次幕予告
   邂逅は思いのほか早かった。
   追うものと追われるもの。討たねばならぬ理由。
   伝わることの無い言葉はあまりにも脆く、ただ虚しさを伴って戦いの金属音に飲み込まれる。
   平和な宿場町が血の戦場に変わるとき、二人の霧子はその目に何を見るのだろうか。
   次幕 霧の彼方の…  「暗き閃光の果て」
   混沌の世界を斬り開け 霧子

   
  

 




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