弐幕「暗き閃光の果て」

   第一場 風理

   GM:では風理の場だー。あなたが旅に出まして、そろそろ夕暮れ時ですが、
      気がつくとテンリがいません。
惨號霧子:『あら・・・あそこにいますわ。』
   GM:だいぶ後方で座り込んでますね。
   風理:『て、テンリちゃーん。』
  テンリ:『疲れたーーーー!』
 素衛PL:わがままキャラか。
  テンリ:『風理さん、疲れた。』
   風理:『僕だって疲れた!』
 華井PL:逆ギレだ。
  テンリ:『このあとどうすんのー?まさか野宿・・・?』
 風理PL:まだかかりそう?
   GM:実はもうすぐつくのです。
  風理:『このあとは次ぎの町まで行って、そこで休憩。』
  テンリ:『・・・どのくらい?』
  風理:『二里くらい・・・かな?』
  テンリ:『おんぶして。』
惨號霧子:『テンリちゃん、もうすぐですから・・・。』といっておんぶ姿勢。
   GM:霧子がおんぶはさすがにまずいよな・・・。
   風理:『よぅし!おぶってあげよう。』
  テンリ:『ほんとうに!? 』ずし!
 素衛PL:重っ!!
   GM:機面鏡とか持ってるから重いよー。
 華井PL:重さ2トン!
 素衛PL:すごいなー。2トン持ち上げるのか。
 告未PL:まてまて!2トンに疑問を持とうよ(笑)。
   GM:5分ほどしてから背中から降りよう。
   風理:『はあ・・・・はあ・・・・。』
  テンリ:『しょうがないなぁ。これじゃあ日が暮れちゃうよ。行こ。』(さすがに悪いと思ったらしい)
   風理:『ちょ・・ちょっとま・・・疲れた・・・。』
  テンリ:『あ!・・・式出せばいいんじゃん。』(GMも今思い出しました)
 華井PL:アホだ、こいつアホだーー(笑)。
   GM:では3人のれる式を出します。そして宿場町に着きました。木場宿と書いてあるよ。
  テンリ:『うわー、宿がいっぱいだね。どこにしようか?』
  風理:『じゃあその辺の宿にきいてみよっか。すいませーん。』
  番頭:『はいー。』
  風理:『当ホテルでは、そういった格好の方はお断りしております。』
 華井PL:ホテルって。
惨號霧子:『どうでした?』
  風理:『だめだって。他に・・・』
   GM:では、ずっと見回し寂れてそうな宿を探すと・・・蓮屋というのが。
 華井PL:しまった、違う宿か。
  風理:『すいませーん。』
  女将:『おいでやすー。』
  風理:『部屋はあいてますか?』
  女将:『はい、空いてございますよ。』
風理・テンリ:『霧子お姉ちゃーん。空いてるって。』
  女将:『それではお部屋にご案内いたします。』
  
  ・・・一緒の部屋になりました。
  テンリ:『一緒の部屋でもいいけど、風理さんはついたての向こうね。それか押入れの中。』
   GM:というところで場をきる。


  第二場 橘素衛

   GM:さて、さっきの足を斬られたのに頭がいたいと言い張っていた傭兵の話を聞き、まあ
     伏魔殿へ向かいますかね。手がかりも無いし。・・・というわけで木場宿につきました。
     もう暗くなるよ。
  素衛:『素泊まりでどこかないですかね。』
 通行人:『ああ、そうだなあ。そこの路地を曲がって、伊佐間屋なら空いてるかなぁ。』
  素衛:じゃあ行こう『お願いしまーす!』
  女将:『いらっしゃいませー。』
  素衛:『あの、素泊まりでいいんで・・・。』
  女将:『うち素泊まりと素うどんはやってないんですよ。』
  素衛:『あー・・・素うどん無いのは辛いですよー。』
 告未PL:肉うどんしか・・・。
 華井PL:肉抜けばいいじゃねえか!
  女将:『では肉泊まりでよろしいですか?』
  素衛:『肉泊まりで(笑)』
  GM:では二階へ通されたところで・・・感覚・観察・・・・判定久しぶりだな。
素衛PL:だから観察初級だっつー・・・の(ころん)。1成功。
  GM:では、普通のなーんにもないところで女将がこけたのがわかる。
  素衛:『あ、大丈夫ですか?』
  女将:『ああ・・・お恥ずかしい。私何も無いところでよく転ぶんですよ。』
 華井PL:自律神経失調症とか。
  素衛:『あのー、もし最近やたら手足が冷えるとかそういった症状もあったら、私いいお薬持って
      ますので。』
   GM:とか話していると、また階段でこける。「ずだん!」
  女将:『いたたた・・・。私階段ではよく転ぶんです。』
  GM:さて、そこそこよさげな部屋の前。
  女将:『こちらになります。・・・・あ!』
  GM:といったところで場を切るよ。

 
   第三場 告未

    GM:はい、すっかり惨號霧子たちを待ち伏せるかたちで宿場町に着いた告未と雷哮。
   告未:『まって!待ってください・・・。』
   雷哮:『貴様が遅すぎるんだ。』
   告未:『はかまが邪魔なんですよ。』
   雷哮:『はかまもオカマもあるか。早くしろ。』
   告未:『とりあえず今日はこのあたりで一休みってとこで・・・どうですかねぇ?』
   雷哮:『そうだな。まあ俺もつかれたし・・・・ガキのお守りに。ちっ、くだらねえ。』
   告未:『ガキ、ガキってあたし、もう16なんですけど!』
   雷哮:『ガキじゃねえか。16・7年生きたところで何がわかる。』
   告未:『そういう雷哮さんはいくつなんです?』
 告未PL:(偽者を)雷哮さんって呼ぶの抵抗あるなあ。
 風理PL:あるある。
   雷哮:『・・・いくつだっけな。』(ぼそっ)
 風理PL:本物だったら・・・はっきりとした設定が無いけど50前半。
  雷哮:『五十・・・三、だ。』
  告未:『どうして今、ラグがあったんですか?おかしくないですかそれ。(笑)』
  雷哮:『え・・・干支は酉だ!』
   告未:『あってるな・・・。』
   雷哮:『調べておいてよかった・・・。』(ぼそっ)
   告未:『それはいいとして、宿を探してきてください。』
   雷哮:『おれがやるのか?』
   告未:『案内役でしょう。』
   雷哮:『2・3、死体が転がるぞ。』
   告未:『・・・意味わからないですよ。じゃあいいです、私がやります。』
   雷哮:『や、俺が行こう。見せてやる・・・惨の舞ってやつをな。』
   一同:(笑)
 風理PL:ばかだ!ばかだ!(笑) なんかこう、雷哮って聞くたびに「はぁ・・・。」って思うよね。
      雷哮さんを汚すなって。
   告未:『どこにします?あそこなんか良いんじゃないかとなーっと思うんですけど。』
   GM:さっき追い返されたホテル・・・シロガネ?
 素衛PL:ホテルニューキャッスルだ。
 華井PL:駐車場にひらひらがついてるんだ。
 告未PL:ほら、ここ一泊5000円てかいてるしー。
 素衛PL:雷哮さん、二人で5000円って安くないですかぁ?って。(笑)
   雷哮:『その前に、霧子がどこにいるか、明鏡にアクセスしてみろ。』
   告未:『そこまでピンポイントではわからないんですけど・・・。』
   雷哮:『ちっ。』
   告未:『ここがわかっただけでもたいしたものじゃないですか。それに人相書きがあるんだ
       から、聞き込めばいいじゃないですか。』
 風理PL:宿帳で調べるとかもできるし。
   雷哮:『それもそうか。』
   告未:『じゃあ行きましょう。雷哮さん顔が怖いからやっぱり私がやります。』
   雷哮:『それなら俺はその辺で茶でものんでいる。後は任せた。』
   GM:では諜報活動をしてください。話術で判定かな。
   告未:共感:話術か・・・2成功です。
   GM:まあそこそこだね。・・・ロールプレイをしてくれ。
   告未:『あのーこんにちわ。こういういう人を探してるんですけど。』
  通行人:『おお。この姉ちゃんなら見たことがあるような・・・。たしか、宿を探していた・・・ような。
        あっちへいったようなー。こっちへいったようなー。』
  素衛PL:マニー、マニー。
   告未:『どっちなんですか!あ・・・』といって金をわたす。
  告未PL:まあ80年後の通貨だから使えるかどうかわからないけど。
    GM:そうか・・・。伏見銀行券とかかいてあったりな。
  通行人:『えっと・・・あっちの伊佐間屋だったか、蓮屋だったかどっちかに入っていたな。どっち
        も入っていったような。』
   告未:『それだけわかれば大丈夫です。ありがとうございました。』
    GM:では無事情報を手に入れたので雷哮と合流しましょうか。
   告未:『・・・で、この二つのどちらかにいるみたいなんですよ。』
   雷哮:『ほう、ほいつはひょくひゃったな。(そいつはよくやったな。)』(ダンゴを食べつつ)
   雷哮:『お前も団子食うか。』
   告未:『あ、はい。それにしても、平和ですねえ。』
   雷哮:『これから嵐がくるんだろうよ。その方がおもしれえ。』
 告未PL:風理がいるほうってどっちだっけ?
   GM:えっと、蓮屋。
   告未:『私は蓮屋のほうに行きますから、雷哮さんは伊佐間屋に行って宿帳を見てきてください。
       それで、もう一度ここに集まりましょう。』
   GM:で蓮屋に行くと・・・風理とか霧子とかいう名前が。
   告未:いたのはわかったんだね。じゃあ確認したので戻ります。
   GM:では戻ると・・・
   雷哮:『おう、こっちにいたぜ。戮號霧子ってのがな。』
   告未:『ええ?』
  華井PL:几帳面に“戮號霧子”ってかいてあったんだ。ばかだなあ。
  GM:“黒羽戮號霧子”とまで書いてありますよ。(単に“霧子”と書かないあたりがポイントなのです。)
   告未:『そんなの聞いてないですよ。霧子さんてたくさんいらっしゃるんですか?それとも珍しい
       名前じゃないのかな。』
  素衛PL:まあ珍しくは無いよな。
   告未:『伏見様はどっちの霧子っていったんだろう。』
   GM:惨號霧子っていった(はず)。
   告未:『私が護衛しろって言われたのは惨號さんなんですけど・・・。』
   雷哮:『たぶん戮號は惨號じゃあないと思うぞ。』
   告未:『あー。頭いいー。』
  風理PL:ばかーー!(笑)
   告未:『じゃあ私が言ったほうの宿の霧子さんですよぉ。会いに行きましょう・・・それとも見守って
       るほうがいいですかね?』
   雷哮:『それはお前が決めることだ。俺はただの案内役だからな。』
   告未:『でも、80年前からあなたを守りに来ました、ってなんか胡散臭いですよね。それは言わないで
       いきましょう。』
   雷哮:『その方がいいな。あと、神宮家の名前も出さないほうがいいだろう。』
   告未:『そうですね。では突入です。なんていえば良いんだろう・・・藤麿さんに昔お世話になった者
       です・・・これで行きましょう。』
    GM:はい突入ー、で場をきります。


   第四場 華井喧一

    GM:無事、宿にたどり着いた華井と戮號。そうすると、戮號霧子がさっき買ってもらったかんざしを
       嬉しそうに見てます・・・ずっと見てます。
   華井:『安物だぞ。』
    GM:それでもこの子は飽きることがないのだろうか、と言うくらいに見てます。
戮號霧子:『殿方からこういったのもをいただくのは初めてなものですから。』
   華井:殿方ときたか。『へぇ〜。』
戮號霧子:『北条不二様からもいただいた事はございません。いただいた物と言えばこの、この鎧と鋏
       だけです。』
   華井:『色気のねえ話しだな、おい。』
戮號霧子:『私は天羅最強の戦闘用傀儡になるために育てられていますから。』
   華井:『くだらねえ事やってんなぁ。』
戮號霧子:『でも、北条不二様にとっては夢なんですよ。』
   華井:『最強とかなんとか、誰が決めるんだ。』
戮號霧子:『それは・・・強ければ最強なのではないでしょうか?』
   華井:『世の中広いぞ。強いやつなんざたくさんいるさ。で、強いやつが偉いかっつーとそうでもなかっ
       たりするしな。』
戮號霧子:『私は北条不二様の道具に過ぎませんから・・・。』
   華井:『あー、くだらねえ。ふーん・・・そいつはなんだ、楽しいのか?』
戮號霧子:『楽しいとか悲しいとかなど、問題ではありません。』
   華井:『ばかだなあ、お前。世の中生きてるんだから楽しかったりこう、悲しかったりするほうが雅が
       あるってもんじゃねえか。』
戮號霧子:『私は傀儡です。』
   華井:『あー、そうだったな。すっかり忘れてた。』
戮號霧子:『それでも、私にもなりたいものというか・・・そういうものはあります。それは・・・』
    GM:といったところで、橘素衛出てくれ。さっきの女将が部屋を間違えたようで、ふすまを開けます。
   女将:『あ!』
   素衛:『ああ・・・お客様のいらっしゃる部屋で・・・し・・た・・・あ?』
 華井PL:見たことある顔が・・・。
 風理PL:(華井と素衛は)知り合いなの?
 華井PL:邂逅ロールが知り合いだったから。
 素衛PL:華井も戮號も見たことある・・・。
   素衛:『ああ・・・お久しぶりです。』
   華井:『なにしてんだ?お前。』
戮號霧子:『お知り合いですの?華井様。』
   華井:『ああ、知り合いっていやぁ知り合いだな。またこいつがつまらねぇ傀儡を作るんだ、これが。』
   素衛:『つまらないとはなんですか!つまらないとは。』
   華井:『てめえにゃ“美”ってもんがわかってねえ!』
   素衛:『あなたこそ、派手にチャラチャラするのが“美”なんじゃないんです。』
   華井:『なに言ってんだ、この良さがわかんねえようだったら傀儡師なんてやめたほうが世のためだ
       ばーか。』
   素衛:『あなただってねえ、あなただってねえ!サムライなんかやめて役者か何かになって女の前で
       チャラチャラしてるほうがよっぽど良いですよ!』
   華井:『あーしてるしてる。』
   女将:『あ、あの・・・。』
   素衛:『あ、いいですよ。また後でお呼びしますので。』
   女将:『あの・・お知り合いでしたら相部屋でも・・・?』
   素衛:『あ・・・え・・・・?ああ、ぼ、僕は別にかまいませんよ。』
   華井:『あ、ちょ・・・相変わらず強引な野郎だな、おめえは。』
   素衛:『あなたには負けますよ。えっと、そちらの女性は・・・。』
  告未PL:知ってるくせに。
   華井:『おめえが知らねえはずが無いだろうが。』
戮號霧子:『黒羽戮號霧子と申します。』
   素衛:『はじめまして、橘素衛と申します。しがない教師をしております。』
   華井:『で、おめえさんこんなところに何しに来たんだ?』
   素衛:『ああ、まあちょっといろいろありましてね。そちらは?』
   華井:『ああ、俺ももいろいろあってな。人を探してんだ。』
   素衛:『人を・・・。あなたの人探しとは?そんなこと向かないくせに。』
   華井:『ちょいとムカつくわけありがあってね。』
戮號霧子:『私の主人、北条不二様を探しておられそうです。』
   素衛:ぽかーん。この子は・・・。『あなた、それを知っていてこの娘と一緒にいるんですか?』
   華井:『どれを知ってて・・・って事だ?とにかく俺が探してんのは北条不二ってやつで、そいつを
       こう、どうにもこうにもぶっ潰さねーと気がすまねえことには気がすまねえ。』
戮號霧子:『はい。私と北条不二様をぶっ潰すそうですわ。』
   華井:『ま、要は敵ってことだ。』
   素衛:『何で相部屋にいるんですか?』
   華井:『だって北条不二を探さねえことには話しにならんだろう。』
   素衛:『あの・・・戮號さん。どういった意図で?』
戮號霧子:『私をその場でぶっ潰すとか、北条不二様を探すとか言っているので、私の用事が終わって
       からにしてくださいとお願いしたところ、快諾してくださいましたわ♪』
 告未PL:後ろに巨大な鋏を背負いながら(笑)。
   素衛:なんとなく合点がいった気がする。
戮號霧子:『華井様がとても話のわかる方で、とても助かりましたわ。』
   素衛:『不二くん・・・愛情を持って育てるようにあれほど言ったのに・・・。』
戮號霧子:『そのうえこのかんざしまで買っていただきまして・・・。』
 風理PL:その点こいつは昔っから手が早い。(素衛の心の声)
   素衛:『じつは・・・不二くん、僕のところの元生徒でして。』
   華井:『てめえの弟子か。』
   素衛:『生徒の不始末は教師の不始末かと思いまして・・・。』
   GM:そうして夜はふけていく。っと、場を切りまーす。


  第五場 告未

   GM:チーム分けははっきりしてますか?じゃあ惨號霧子と風理の部屋に突入!
 告未PL:たのもー。
   GM:雷哮と告未が突入。部屋の前。
   告未:『どうしよう。間違えたふりもおかしいし・・・。』
   雷哮:『さっさと開けちまいな。』
   告未:『ストレートですね、相変わらず。』
   雷哮:『べつに殺っちまおうってんじゃねえんだ。かまわんだろう。』
   
   ・・・部屋の中
   風理:『ちょっとお茶とって来ますね。』ガラッ。とふすまを開ける。
   告未:同時にあけようとする。『あっ。』
 素衛PL:ナイスあわせ。雰囲気あってるなあ。
 風理PL:告未に邂逅ロールを振りたい。
   GM:どうぞ。
 風理PL:・・・救済だ。
   GM:うん。でもねー風理は雷哮を知っているよ。しかも殺されかけた。
 告未PL:亡霊が・・・
 素衛PL:いらっしゃるようで。神宮家ということもわかってらっしゃるようで。
   雷哮:『あん?俺の顔に何かついてるか?』
 華井PL:知らないんだ。こいつ。
   
   ※偽雷哮は雷哮の死後百面蟲で顔を奪ったため、クロスロードであったこと、その他まったく
     知りません。

   告未:『お知り合いなんですか?雷哮さん。』
   風理:『あなたは、なんの意図があって雷哮を名乗っているのですか?』
   雷哮:『俺が雷哮じゃねえとでも言うのか?』
   風理:『今すぐその顔をやめてください。』
   雷哮:『こいつは生まれつきの顔だ。変えようが無えな。』
   告未:『そうですよ。一体何の根拠があってわけのわからないことを言うんですか?』
   風理:『僕は雷哮を知っている。あなたは雷哮じゃない。』
   雷哮:『俺が雷哮だろうが、雷哮で無かろうがそんなことは関係ない。』
   風理:『確かにそうですね。何を企んでいるかは知らないけど、私たちに近づかないでください!』
   雷哮:『あんたに用があるわけじゃ・・・いたたたた!』
   告未:(腕を思い切り引っ張りつつ)『ちょっと雷哮さん!あなたのおかげで滅茶苦茶じゃないです
       かぁ!!どうしてこういうことになるんですか!?』(半泣き笑い)
   GM:だってしょうがないだろう。鬼面党PCが風理だなんて思わないもんよ(笑)。
   告未:『これじゃあ(素性を)内緒で近づこうなんて無理じゃないですか!』
   雷哮:『しょうがねえな。とりあえず・・・近くに部屋をとるか。』
   告未:『消極的ですね・・・。』
   雷哮:『なんか、嫌われてるみたいだしさ・・・。』
   告未:『あなたにそんな裏があるとは思いませんでしたよ。計画に支障が出るようなら外してもらい
       ますからね。』(すねながら)
 素衛PL:かわいいーー。のに言ってることはえげつない。
 風理PL:なんか言い方がデジ子っぽい。
   告未:『この埋め合わせはしてもらいますからね。』
   雷哮:『おう。見せてやるぜ。惨の舞。』
   告未:『それも雷哮って言う人の受け売りなんでしょう・・・。』(軽蔑の目つき)
   雷哮:『・・・。』
   告未:『まあ良いです。とりあえず隣の部屋で休みましょう。・・・作戦たて直しです!(怒)』
   雷哮:『ちっ。くだらねえ話しだが皆殺しに・・・。』
 風理PL:何でもいいから言えばいいのか(笑)
 告未PL:台詞、あってないから(笑)。人工無能か、お前は!
 華井PL:どこでもいっしょのトロみたい。
   GM:惨の舞って胸キュンにゃ?といったところで場をきる。

   第六場

   GM:次の日でーす。夜が明けました。早く宿を出ようということになりました。なぜなら風理が
      ピリピリしてるし、先も急がないといけないので。っと、宿を出たところで。あ、ごめん、風理
      側がなにもロールプレイをしないまま、告未にでてもらわんと。
   雷哮:寝惚け眼で『・・・・声がしなくなったぞ。』
   告未:『もう出ちゃったんですよ!行きましょう。・・ていうか今あなた寝てたでしょう』
   雷哮:『お、俺が寝るわけ無いだろう・・・惨光だぞ。』
 華井PL:もうボケキャラだ・・・。
   告未:『知らないですよ!もう、こうなったら正攻法で行くしかないですよ。』
   雷哮:『正攻法ってぇと?』
 素衛PL:80年後の未来からあなたを守りに来ましたと。
   雷哮:『しかしあの剣幕じゃな・・。』
   
   GM:さて、代わって華井と素衛。
   華井:『よし、いくぞ。』
   素衛:『あー・・。はいはい・・・。』(低血圧)
   GM:そこで、戮號霧子が外を見て、惨號霧子をみつけるわけです。
   素衛:『どうしましたー?霧子さん。』
   GM:戮號はうれしそーうだけどちょっと悪い顔をして。
戮號霧子:『見つけましたわ。』
   華井:『は?なにがいたって?』
   GM:戮號は鋏を持って、御衣黄を着て、窓から飛びます。
   華井:『あ、おい!急げ、おうぞ!』
   素衛:『あ・・・ちょ・・』(もたもた)


  第七場


   GM:さて、全員登場のシーンだ。惨號霧子の前に戮號霧子が鋏を持って現れます。
   華井:よし、そこに曲がり角からざざーっと登場。
   素衛:じゃあその後ろからパンをくわえながら。
   GM:パン!?麦子の・・・得意料理?
 素衛PL:そうそう。
   GM:その戮號は鋏を向けて
戮號霧子:『やっと見つけましたわ。惨號霧子。』
   風理:かばいに行く。
戮號霧子:『惨號霧子・・・私が誰だかわかりますわね?ならばここであなたが破壊される理由も
       わかっていますわね?あなただけが愛され、“霧子”と呼ばれ、残された私たちは番号
       で呼ばれる・・・。私はここであなたを破壊して、他の霧子型傀儡も破壊して、“霧子”に
       なる。唯一の、誰の代用品でもない存在に。』
惨號霧子:『かわいそうな子・・・私のせいで、ごめんなさい。でも、私はここで死ぬわけにはいかない。』
戮號霧子:『お黙りなさい!あなたは死ぬのではない、壊されるの・・・あなたは人形なのだから。』

   ・・・戦闘です。戮號・惨號の間に華井がわって入ります。雷哮・風理は接近、素衛中距離、告未・
     テンリは遠距離。
   華井:『同じ顔のもん同士が争うってのはちと不気味だが、こいつは一体どういうことだ?』
戮號霧子:『どうもこうもありませんわ。今、聞いたままです。』
   華井:『まあまあまあまあ、落ち着こうじゃねえか。』
戮號霧子:『私はこの子を破壊しなければ代用品でしかない。』
   華井:『じゃあ何でお前は今、生きているんだ?』
戮號霧子:『私は傀儡・・・生きるも死ぬもありませんわ。』
   華井:『そういやそうだ。どうもこいつと居ると傀儡だってことを忘れるんだよな。』
   素衛:『それです!今彼女を止められるのはあなただけなんですから。』
   華井:『いや、お前遠くでパン食ってねえでよ・・・。』
   告未:ぎゃあぎゃあ行ってるところ、華井の足元に威嚇射撃。
   華井:『うお!?』
   告未:『霧子さんを傷つけないでくださーーーーーい』(遠くから)
戮號霧子:『どうして邪魔をいたしますの?これは私と惨號霧子の問題ですのに。』
   告未:『霧子シリーズは有名なのでいろいろ思惑があるんですーーーー!』
   華井:『霧子“シリーズ”だ?』
   素衛:『あとで説明しますから・・・。』
   華井:『あ、ん・・・よろしく。』
   風理:『霧子おねえちゃん、さがって!』
   GM:戮號霧子が惨號霧子に襲いかかろうとしますが。
   華井:銃を向ける。チャキっと。
戮號霧子:『邪魔をしないように、最初に申し上げたはずですけど?』
   華井:『俺はてめえの言うことを聞くなんて一言も言った覚えは無ぇぜ。』
戮號霧子:『北条不二様の居場所はわからなくなりますわよ?』
   素衛:『そ・・それは困ります。』
 風理PL:おまえらー。
   華井:『それはそのときに考えるさ。』

   GM:じゃ、戦闘行くよ。一発、華井に殴りに行こう。2本になってた羅叉を大バサミに組み立てて
      攻撃。
 華井PL:怖ーい。兵法:黒羽矢撃ちは何ができるんだ?おお、接近戦でつき返しができるのか。
 風理PL:ああ、だから接近したのか。
   GM:そういうわけではないだろう。
 華井PL:ただ間に入りたかっただけ・・・。しまった!サムライ化してない!!
   
戮號霧子:攻撃、華井へ・・・8個成功
   華井:交差撃ちで突き返しをねらう・・・6個成功。
   GM:2個差か、ダメージ15点。
  華井PL:ダメージでけえ(痛)!活力を9点まで減らして・・・重傷まで入れないとダメだ。路地まで
       吹っ飛ぼう。

    GM:感覚・観察で全員判定してくれ。
    華井:おお、6個成功。
    GM:4個以上で成功だ。成功した人(風理と華井)は、華井に斬りつけた戮號の目が少し
       寂しそうなことがわかるよ。
  華井PL:でも殴られてるし!
    GM:ではそっちの番だ。
    華井:順番を遅らせます。たぶんできたはず。
    GM:では告未。
    告未:戮號を射撃。6個成功。
 戮號霧子:回避で、6個成功。同時は受動有利なので回避。
    素衛:戮號を捕まえます。格闘は無級だ・・・0成功
    GM:では次、風理。
    風理:かわいそうなところ見ちゃったからなあ・・・。構えるだけにする。
    華井:土煙の中サムライ化して終了。
    GM:次のターン・・・は戮號からか。
    華井:よーし。そこで割り込み行動だ。鋏を狙って銃を撃つ。攻撃する瞬間を狙って・・・。
        9個成功。
 戮號霧子:2個成功。ですわ。
    華井:武器を落としたりしてくれると嬉しいですが。
    GM:じゃあ落とす。
    華井:『そこまでにしときな。』
  告未PL:それだけのために(笑)
    華井:でも裁定者、俺だ!くっそ(笑)
 戮號霧子:『ここは分が悪いようですわね・・・。』といって鋏を回収して退場。
    GM:どうするー?戮號霧子を追う事は可能です。
    華井:んー・・・追おうかな。追います。
    GM:おっけー。場を切ります


    次幕予告
    
    ついに藤麿の眠る地へとたどり着いた霧子たち。
    そこへ再び襲い掛かる戮號霧子。その戦いの決着を待つことなく、一行は明鶴院藤麿に
    導かれるかのようにして伏魔殿の奥へと入っていく。
    しかし、そこには我欲に呑み込まれた天才・北条不二の手が迫っているのだった・・・。
    
    次幕 霧の彼方の… 「狂える牙」
    
    思い出を胸にいだき 行け、霧子







   




100MB無料ホームページ可愛いサーバロリポップClick Here!