PC紹介
橘 素衛(たちばな もとえ) 男、45歳
<傀儡師><剣士><武芸者><医者>
初期因縁<その他:美の追求【中級】><禁忌:人を斬る【初級】>
珠河州、橘家出身。名代・珠河比絽彦、元サムライ大将・名謬濁炎とは縁戚関係。
武を以って善しと成し、ある程度の身分を得た者達でさえ、率先してサムライを入れる珠河の
風潮において、名代・橘家に連なる出でありながらも傀儡師の道を選んだのは、やはりそれな
りの理由があるようだ。ひたすら美しいだけの傀儡というよりも、彼の作品は凡庸な顔付きの
ものであったり、影武者用、戦闘用、果ては家政婦的な用途にとの意図を持って世に出された
傀儡であったりと、一見質素な、悪く言えば地味な作風である。
だが、彼は言う。「断崖に独つきり立つ百合も、薫る桜も、野辺に開くはこべらも、花は花。」
そして、彼、橘素衛の打つ傀儡をこそ、と求める好事家もまた、少数ではあるが存在するのだ。
(DEN氏ホームページより抜粋)
華井 喧一(はないけんいち) 男 20代半ば
<サムライ><傾奇者><武芸者>
初期因縁<感情:弱さへの憎悪【初級】><感情:自己顕示欲【中級】>
二丁拳銃で戦うサムライガンマン。流派:黒羽矢撃ちを使いこなすが、普段の飄々とした姿から
それは感じられない。PL曰く「夜の銃さばきもすごいぜ。」
告未(こくみ) 女 16歳
<巫女><半鬼><珠兵><白拍子>
初期因縁<感情:神宮家への忠誠【中級】><感情:家族への憧れ【初級】>
今回の舞台、和神34年よりさらに80年後の未来から来た神宮家北朝の巫女。上司である伏見に対して、
単なる上司以上の感情を持っているようだ。武器は珠式長銃。
風理(ふうり) 男 30歳
<オニ><武芸者><憑坐><負け犬>
初期因縁<不幸:一番大切なものの死【中級】><目的:使命の達成【初級】>
クロスロードに登場したオニ。同じくクロスロード内で出会った蛍子を数ヶ月前に、守りきれず死なせて
しまったことは彼にとって大きな心の傷になっている。因果の剣:ディ=ゼラル=ヨウという因縁を断ち切る
剣を持ち、帝紀2757年に来る災厄から天羅を守るという宿命を背負った。
NPC紹介
明鶴院 藤麿(みょうかくいんふじまろ) 男 38歳
クロスロードに登場した天才陰陽師。現在は弟子を育成しながら、鬼面党の首領もしている。
また、鬼告の軍師をしている、魁羅国の藤麒講にも関与している、などの噂もある。
しかし、シナリオ『メイジ:ザ・アセンション』内で、神宮家御師・伏見により殺害されてしまう。
今回のシナリオはこの男の死の間際から始まる。
「かつて天羅において、明鶴院藤麿ほど死してなお、これほど影響をおよぼした人物はいなかっただろう。
何となれば、『生きる事』を最も重視する天羅の文化に対し、『死』を持って抗った唯一の男が彼であったからだ。」
とは友人であった男の言。
惨號霧子(さんごうきりこ) 女(傀儡)
クロスロードに登場した傀儡であり、明鶴院藤麿の伴侶。明鶴院家がかつて携わっていた傀儡の人化計画
の3番目の実験体であり、その魂を以降の霧子に受け渡して廃棄されるはずであったが藤麿によって連れ出される。
これによって計画は中止を余儀なくされ、すでに作成されていた残り10体の霧子は戦闘用に特化される、影武者に
使われる、起動が凍結される、など様々であるがそれらについて惨號霧子は責任を感じている。
クロスロード当時、受け渡された魂の磨耗による記憶混濁があったが現在は沈静化しているようだ。
傀儡が人になる、とは一体どういうことなのだろうか・・・。
北条 不二(ほうじょうふじ) 男 17歳
かつて、橘素衛に傀儡術を教わったことがある。そのセンスは類まれで陰陽師としても一流、天才であると周囲は
認めていた。その噂は遠方に及び、6番目の霧子を与えられるが・・・。
黒羽戮號霧子(くろはりくごうきりこ) 女(傀儡)
6番目の霧子。作られてから10年以上経つものの、凍結されていた。北条不二により『天羅最強の戦闘用傀儡』として
育てられる。同時に式内蔵の鎧・御衣黄と変幻自在の巨大な武器、六連斬甲大鋏・羅叉を与えられる。
クロスロードに登場した死號霧子のデータを一部流用しているため、戦闘のセンスは高いが、その際に死號の意識が
入り込んだのか惨號霧子に恨みを持っているようだ。
伏見(ふしみ) 男 年齢不詳
謎に包まれた神宮家の御師。明鶴院藤麿を殺害した本人であり、告未を未来から送り込んだのも彼。
長命なのか、世襲制なのかはわからないが、噂では玄旨醍醐帝に仕えていたのも伏見だという。
普段は狐の面をつけており、その素顔は誰も知らない。
雷哮(らいこう) 男 年齢不詳
クロスロードに登場した雷哮とは別人で、正体は雷哮の死体から百面蟲で顔を奪った六道 我那覇(りくどうがなは)
という男。暗愚で、周囲のほとんどは偽者だとわかっているが、本人はそれに気がついていない。
今回は南朝からのスパイとして北朝に潜入しているが、伏見はそれに気がついている。
テンリ=フルブライト 女 19歳
クロスロードに登場したテンブの娘。明鶴院藤麿のことを「藤兄ぃ」と呼んで慕う。鬼面党の一員としても活動しており、
そのため、藤麿の死についても知っている。藤麿に習った陰陽術(といっても機面鏡を用いている)と、父譲りの銃の腕
を駆使して戦うが、まだまだ未熟である。
麻倉 天理 女 18歳
クロスロードに登場した和彦の娘。藤麿のことを「お師様」と呼んで慕う。陰陽術の腕よりは和彦譲りの銃槍の腕が上
のようだ。現在は和彦の経営する茶屋「成茶屋」の看板娘として忙しい毎日を送っている。